こんにちは。やよっぺ(やよち)です。
今日はグッドチーム、バッドチームについてお話をさせていただきたいと思います。
チーム作りって大変ですよね。
学校の先生だったら教室内も集団づくりだったりするんですが、
それが競技になれば、もっと突っ込んだ指導をして行かないといけないと思います。
今日はグッドチーム、バッドチームということで、
私の経験をふまえてお話をさせていただきたいと思います。
指導者の立場と選手の立場として、お話できたらと思いますが、
ほぼほぼ選手の立場になるかなと思ってます。
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グッドチームの条件とは
グッドチームの条件はいろいろありますが、私が思うのはこの6つです。
- 目標が共有されている
- 風通しの良い
- 互いを尊重できる
- 間のボールが上がる
- 努力・成長
- 上下関係が適切
細かく分けたらもっとあると思うんですけれども、今日はこのあたりをメインに話して行きます。
まずは「目標が共有されている」。
ここはだいたいどこのチームもできている基本の話です。
次に、グッドチームになると何が良いことあるかっていうと、「間のボールが上がってくる」。
これだと思うんです。
以前のお話の中で出てきたんですけど、間のボールが上がらないっていう話は、
バレーボールではよくある話だと思います。
「二度と同じボールは来ない」っていうのが、
バレーボールで言われているのはご存知だと思うんですけど、
っていうところ。
これを詰めていくにはグッドチームじゃないと多分詰まって行かないんですよね。
その理由が、話し合いができるかどうかっていうところにあって、
その話し合いをするためは「上下関係が適切か」どうか。
話のできない相手とは会話っていうのが成り立っていかないんですよね。
トップダウンだったら、
- やりなさいって言われたらやるしかない
- できませんっていうことが言えない
バレーボールではできないことはできないって言うべきだと私は思っています。
グッドチームになるには
例えばバックの選手のレフト側とライト側のコーナー。
あのコーナーの部分を誰が取るのっていう話に結構なると思います。
それともライトの選手がとるの? みたいな時に、 って言っちゃうと、これはもう穴でしかないので、絶対に言わせてはいけないです。 できないことはできないって言わないと、 そのできない部分をどうケアして行くのっていうことをお話しできないんですよね。 だから、みんなが意見を言えるような状態にしておかないと、 チームっていうのはコート内での不満が募るばっかりになっちゃうと思うんですね。 物が言えるっていうのは、「お互いを尊重できる」っていうところに繋がってくると思ってて、 それが今のメンバーの能力でどう乗り越えるのっていうことを考えないといけないんですが、 それを、 っていうのはわかるんだけど、 チーム内でブロックからレシーブまでをトータルで考えて、 どうして行くかっていうのを考えていかないといけないよね さらにプラスアルファ、相手っていうのがあるから、 相手の能力と自分たちのディフェンス能力とかいうのを考えて、 話し合いを進めていくっていうことですね。 だからコートにいるみんなで話し合わないといけないし、 メンバーチェンジがあるならば、そのメンバーチェンジを含めた全員で話をして行かないと、 ずっと不満が残ったまま試合に挑まないといけないことになります。 だから そうするとスムーズだということですよね。 その尊重するには、「努力」をしないといけません。 個人が努力をしないと、お互いを尊重できないんですよね。 そういう意味でもお互いが努力するっていうことは必要不可欠だと思っています。 私の高校時代は練習以外での努力っていうのは目に見える形で誰もしてなかったので、 残って居残り練習を誰かするっていうのはなかったんですよね。 話し合いっていうのは高校生レベルだったら難しいのかもしれないけど、 「して良いのか悪いのかわからない」状態っていうことをほったらかしにするよりも、 「しようとする」ほうがチームとしては満足度が高くなるし、 問題への不満や不安っていうのが減ると思います。 「努力・成長」っていうのが、グッドチームのためには不可欠になってきますよね。 それから「風通しの良い環境」っていうのが必要だと思います。 わたしはいろんなチームに所属した経緯があるんです。 それが選抜チームだったり、移籍をしたとか、ママさんチームに所属したとか、 色んな経験があるんですけど、 やっぱり目に見える形でコソコソされて、それがほかのメンバーの目につくと、 その理由が明らかにならないと、みんなは満足感や充実感っていうのが 下がっちゃうんですよね。 コソコソしちゃう理由っていうのが、聞かれたら批判されそうとか、 マイナスな要素で風通しが悪くなっているのであれば、 ちょっと余談なんですけど、先日、事務で雇われた事務員さんが、 事務以外の仕事をやらされていることにブツブツ言ってました。 それを、そこの責任者は聞こえてるはずだから、私だったら、 と思ったんですよ。 時給あげてほしいって言う気持ちはいわゆる不満じゃないですか。 だから時給を上げてほしい。 「じゃあ時給上げてあげよう」って言われたら、やらざるを得なくなるし、 やったことにちゃんと見返りがあるってなったらがんばると思うんですね。 そこが そういう態度だと思うんですね。 だからチームでリーダー的な立場でいる人が、メンバーの意見を吸い上げて、 「じゃあそうしようか?」って言うか言わないかで、 その不満を持っている人の、その後のモチベーションが雲泥の差だと思うんですね。 結局その場所の責任者は何もその時給に関しては触れてなかったんで、 私は「言ったらいいのに」って思いました。 リーダーの返答によって メンバーがやる気を出してやるために、還元する物が多ければ多いほどいいです。 だから、リーダー的存在の人がチームメイトにどういう反応を返すかっていうことは すごく重要なことだと感じました。 結局その話もそうなんですけど、この「上下関係が適切」っていうのも 言える関係ではあるわけですよね。 今の話で言うと、「時給あげてほしいな」ってブツブツ言えてる。 直接は言ってないけど、同じ空間で言ってたから聞こえてるので言える関係がある。 後はリーダーの判断ですよね。 それで時給上がって、 ってなったら、 自分はやらなあかんことなるから。 リーダーは って言えるし、 ってなったら、いい雰囲気になるし、そういう関係って良いですよね。 言った分やらきゃいけないから言わないっていう人もたくさんいるんですけど、 それは結局バレーボールのコート内でもあって、 言ったからにはやらなきゃいけないっていうところを 逃げるために何も言わないっていうのが無責任 できないことをできないっていうのが責任感 だとも思うんですね。 これはチームのために言うっていうことです。 だからコートに入る以上は、求めていいところかなと思っています。 じゃあ、グッドチームってどんなもの? お互いを尊重できるおかげで何が出来てるか? っていうと、 なんせ話し合いできるチームはやってて楽しいですよね。 バッドチームは話し合いができないから、このあたりのことが全然無いんですよね、面白くない。 グッドチームは負けても楽しいし、勝ったらもっと楽しいっていうチームでした。 じゃあ、どんな話し合いをしてんのっていうことなんですけど、 例えばブロックの間が空いて、その間を抜いてきたボールをセンターレシーバーがとれなかった、 足長に打たれたやつとれなかったとき。 ブロッカーは それに対して、レシーバーは っていう話になるんですよね。 そのときにどんな話をしたらいいかっていう話なんですけど、 っていうような言い方をすれば、レシーバーは ってなるし、レシーバーは っていうような言い方になると思います。 とにかくチーム内のできなかったことを責めあったところで、解決には全くならないので、 っていう事ですよね。 さらに、ブロッカーが遅れた原因が分かってるんだったら、 っていうことを後ろに伝えると、バッグの選手は こういうパターンでスパイカーが一気に入って来られた時、センターが遅れがちなんや。 じゃあそのときは入ろうかな。 っていう話になってくるんですね。 バッドチームはお互い「あーしいや」「こーしいや」って言い合いばっかりしてましたね。 お互いをコートの中で責めちゃう。 そこでも喧嘩が始まっちゃったり嫌なムードになる。 みんな一生懸命やってるんだけど、 これらをもっと出来るようにお互いがして行かないと難しいですよね。 小学生だとそこまで見られないかもしれないんですが、 質問することによって、そのことに気が付く選手っていうのが出てくるし、 バレーボールの動画視聴をするときに、そういう説明を頻繁に機会あるごとにして行くと、 選手がなるほどっていうことを理解が深まっていくんですよね。 だから動画を見ながら、 じゃあこうした方がいいかな。 ああしたほうがいいかな。 なんて言う言葉のやりとりを練習以外の時間に見本を見せる、 指導する側が選手たちに解説しながら話していくのが理想だと思います。 私も小学校からバレーボールしてましたけど、 言葉で友達とチーム内でやり取りすることが、小学生ではかなり難しかったです。 だから練習中から子供主導の時間を作って子供達に会話させて、 建設的な練習への持って行く過程っていうのを経験をしてもらう方がいいんでしょうね。 じゃないとコートの中で話し合えっていきなり言われても ポカーンってなるのは当たり前だと思います。 だから練習を指導者が主導するのは大事だけど、もっと大事なのが これがグッドチームへの近道なんだろうなって言うのを思っています。 私はクラブカップで全国制覇を何回もしたチームにお邪魔させてもらってた時期あるんです。 結局、私の心がついて行けずに挫折したんですけど・・・ その人達は 個人の能力とか練習、経験、努力がすごい ⇒話し合いしなくても上げる 間のボールとかほぼ話し合いなしでバレーボールしてました。 私はそこで物が言えないですね、レベルが違いすぎて(泣)。 そういう上下関係っていうのも実際あるんですが、それは特別なバージョンで。 そのチームがグッドチームだったかバットチームだったか分からないけど、 私にとってはレベルが違い過ぎて良くなかったのかもしれないです。 でも、レベルがある人にとってはとてもグッドチームだったんですよね。 それで地域のママさんバレーチームに入ったとき、会話ができなかったんですよね。 例えば言い訳をする。 っていう言い訳をいつもする。 それをされたら何も言えないんですよね。 それはチームの努力、個人の努力が足りないっていうこと。 監督さんにものが言えないチームだから、監督が言ったことを必死に噛み砕いて、 自分たちでやられるんですけど、意見を言ってもあまり通らない、中身が無いと言うか。 っていうような感じでしたね。 一番嫌やったのが、負けたらすごい暗い顔をしてみんなで反省するんやけど、 って言う感じです。 監督に何言われるかビクビクしながら、練習メニューとか考えるんやけど、 その根底が監督に嫌味言われるのが嫌だからこれやってる、みたいな。 大人の場合、バレーボールを楽しくするんだったら、 そこはもう放っといていいと思うんですよね。 だからそこのチームはそう感じた時に、早々にやめさせてもらったんです。 学生の間は嫌でも続けることに意味があったりするから、多少不満でもやるじゃないですか。 でも選手たちとか集団が満足できるチームにするんだったら、 っていうのがいいんだなって言うのはつくづく思います。 だから難しいですよね。 結果ばっかり求めちゃうと意見っていうのを吸い上げるのが難しくなっちゃうし、 そこのバランスっていうことをうまくしたほうが良いし。 勝利至上主義になっちゃうとそこの満足度っていうのが減っていきますよね。 勝つことでしか満足できないようになっちゃうかなって思っています。 だから負けた時に考える暇を与えられず、否定されて、 って言われて、 負けた時にチームがいったん崩れてガタガタすることがることがあるんですよね。 なんでガタガタするかっていうと、不満があるからなんですよ。 不満が残ってるから、負けた後にチームがガタガタする。 でも、 じゃあこうしよう、ああしようっていう意見が出てきて、 負けたのを糧にして次こうしようっていう話になっていくと思うんです。 だから不満を貯めたらどっかでガタがくるっていうことだと思います。 ちょっと長くなりましたけれども、グッドチーム、バッドチームってどんなチームかな? と言うことを思い浮かべてお話をさせていただきました。 最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございました。 不満を残さないためにどうしたらいいかっていうと、 やっぱり「チームのあり方」はどうあるべきなのかっていうことを考えるっていうことに 私は行きつくかなと思って、こういう発信をさせていただきました。 「あり方」についてすごく思うところがあります。 皆さんが生きて行く中でも、「家族のあり方」っていうのが 自分の生きて行くベースになる場所だと思うんですね。 その「家族のあり方」っていうのを考えると、 家庭内での立ち振る舞いっていうのがすごく見えてくると思うんです。 まず、そこから一度考えてみられたら、 たぶんバレーボールの「チームのあり方」っていうところも 同じように考えられるんじゃないかなと思います。 特に私は「夫婦のあり方」ってどうあるべきなのかって めちゃめちゃ考えた時期がありました。 親が不仲だったりする場合、そんなこと思いますよね。 余談なんですけど、昔大学の先輩に とか言われて、 って思ってたんです。 だから20代半ばぐらいまでは、別に結婚って幸せちゃうんやと思ってたけど、 それは構成員の努力ですよね。 夫婦お互いの努力でどう変わっていくかっていうような話ですよね。 そうなると、こういうスポーツを通じて人間教育っていうのがされていくのかな? なんて思ったりもします。 すごく幅広く汎用できそうな「あり方」の話でした、ということで。 しょうもない話も聞いていただいて、ありがとうございます(笑)。 今日はここで終わります。 チャンネル登録していただけたら嬉しいです。 あと、いいと思ったらいいね!してください。 じゃあこの辺で、失礼しま~す。 やよちについて:詳細はプロフィールへ 「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中! 選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。 戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。 私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。 グッドチームに努力は不可欠
適切な上下関係でモチベーションUP!
グッドチームでプレーした体験談
バッドチームのコート内では・・・
カテゴリーに応じた指導
バッドチームでプレーした体験談
いろいろな「あり方」
やよちについて:詳細はプロフィールへ
「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中!選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。