バレー指導が初心者! バレー未経験先生の球打ち

こんにちは、やよっぺ(やよち)です。

最初にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

今回は、球打ちは誰がやっていますか?

ということでお話をさせて頂きます。

 

簡単に自己紹介させてください。

私は、野球出身の実績のある監督に

監督
「バレーボール出身のくせに、バレーボール知らんのか!」

とコケにされ、

コーチ時代に修行してきた経験があります。

そのような経験を踏まえ、

 

バレーボールの経験が無いのに、バレー部の顧問することになった

っていう先生とか、

保護者の方で、

小学生のバレーボール見てるよ

とか

ママさんバレー見てるよ

 

このように、いろんな方々いらっしゃると思うんですけれども、

技術というよりも、

それ以外のところでの話っていうのをさせて頂いて、

1つでも何か参考になったりして頂けたら、とっても嬉しいと思っています。

 

また、特典として、

違うネタで良い情報かなと思うことを1つお話しいているので、

ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。

 

バレーボールの球打ち、誰がしてる?

球打ちは誰がしていますか?ということなんですが、

野球出身の先生、別に球打ちできるんですけど、

 

自分でしないんです。。

 

その監督は、以前、男子バレーの監督をしていて、

監督
「激戦の都道府県で、ベスト4に10年連続入ったよ!」

と言っていました。

私はその時学生だったので全然知らなかったんですけど。

 

その監督が女子バレー部を創るということで、

もう一度監督をされることになり、

 

球打ちはバレー経験者である選手がやってました。もう高校生でしたし。

 

私も、コーチ経験を終えて、初心者の監督をすることになった時も、

 

初心者の子ども達に球打ちをしてもらっていました。

 

 

もちろん、うまいこと打てませんし、練習は必要です(笑)

 

でも、それも対戦相手が同レベルの相手のチームであれば、

 

経験している球だし

球打ちすること自体でスパイクに繋がるし

結局それが練習になるので

やらせてました。

 

そこで、やっぱり下手くそな子は落ち込むんですけど、でも、

やよち
それは壁打ちの練習したらなんとかなるんじゃない?

とか、

やよち
それも練習しないといけないね

って話をしていくと、

 

自分が惨めな思いをしたくないので努力をし出すんです。

 

だから、確かに

選手A
レシーブのフォームが〜

とか、

選手B
レシーブのその際どい球を〜

とか、あと

選手C
ギリギリのところに打ちたい

とか、そういった時には、

 

監督・コーチが打ったら良いと思うんですけれども、

 

生きた球っていうのは、

そのレベルの選手毎に打つ球が実際に来るので、それで良かったんです。

 

そこで足りない部分は、練習試合で経験して積んでいく とかですね。

 

それこそ、本当にそのギリギリの球が、じゃあどれだけ試合中に来て、

その球で何点失点して、何点取れるかっていうところを突き詰めた場合、

 

際どい所に打つ練習などが本当に必要なのかまで考えて、

その練習をするかどうかを見極めるので、

 

私はほとんど打つことはなかったです。

 

 

バレーボール 初心者チーム優勝までの道のり

目標は下位リーグのトーナメント戦で優勝

 

私がちょうどその初心者チームを見てたときに、

非常勤講師で週4日しか入っておらず、

体育館は毎日使わせてもらったんですけど、

 

学校の都合上、中高一貫校だったので、

毎日 男子と
  • 週3日、半分のネットで練習
  • もう3日は半分のコートでレシーブ練習
  • 男女一緒にサーブレシーブの練習

みたいな感じでやってたんです。

 

私のいる所の都道府県では、

初心者というか、レベル別のリーグ戦があって、

それには昇格・降格っていうのがあります。

 

降格しきったところで、初心者は試合に挑むんですけど、

1番下のトーナメント戦で優勝するというのが目標だったんです。

 

このトーナメント戦、本当はリーグ戦なんですが、

上の3つのリーグはリーグ戦で、

1番下は結局その学校数によるので、トーナメントになるんです。

7チームとか8チームの。

 

ということは、

3つ勝たないと優勝できないから、

結局その1番下のトーナメントで優勝するのが

まぁ難しいということを言われてたんですね。

 

それだったら、

もう1つ上のリーグ戦で残留する方が簡単じゃないか

とは言われてましたが、

 

そのトーナメント戦で毎年毎年負けてたんです。。

 

 

教えられたノウハウで良いところまでいったが・・・

実はその学校には私、

監督にヘッドハンティングされる前にいた学校でして、

 

私は当時、クズ監督だったので(笑)

そこでも勝てなかったんです・・

 

監督に誘われて学校を辞め、

もう一度そこの中高一貫校の先生に「おいで」って

言ってもらったので行かせてもらい、

ノウハウをフィードバックしたところ、

その回のトーナメント戦で優勝できちゃったんです!

 

それもびっくりなんですけど。。

 

それが2年連続ありましたが、

2年目で私が妊娠したので、

1カ月間つわりがひどくて練習も見れなかったんです。

 

そして、試合の当日。

決勝戦で勝ちかけてたんですけど、

負けちゃったんですよね。。

 

キャプテンがすごく責任感の強いセッターで、

試合中にめちゃめちゃみんなに怒り出したんです(笑)

普段そんな事無いのに。。

 

「何怒ってるの?」

って、タイム中に聞いても、

それどころじゃなく、平常心を保っていられなかったみたいでした。

 

それが原因じゃないんですけど、

歯車がうまいことかみ合わず、

最後に25点を先に取り切れなかった試合があったということです。

 

 

バレー専門の先生でなくても試合に勝てる

 

  • 選手同士の球打ちでも、決勝戦や優勝まで行けたこと
  • 週に3日、ネットが使えるって言うぐらいの練習量
  • 練習時間も1〜2時間
  • テスト前は練習が一切できない

 

そんな感じでも、

 

勝てなかったものが勝てるようになったりしたんですね。

 

なので、十分

 

再現性があると思っています。

 

 

バレー専門じゃない先生がバレー部顧問になっても、

 

選手に球打ちをしてもらえば良いと思うんです。

 

それがたとえ中学生であっても。

 

中2、中3の子に球打ちをしてもらえれば、

スキルは徐々に伸びていきます。

 

上達するまで時間はかかりますが。

 

なので、

選手A
先生、打ってー

ってなるかもしれないので、

 

ご自身で打つ事が可能なものに関しては、

教える対象は中学生ですし、

打ってあげても良いと思います。

 

 

バレー初心者の子ども達であっても球打ちをしてもらう

 

できることは自分たちでやってもらう方が、

選手の気付きっていうのが多いし、

暇な時間が減るので、

とても良いと思います。

 

そして、球打ちをした本人に、

やよち
なんでそこのコースに打ったの?

とか、

やよち
そこってブロックのコースになるはずだよね?

とか。

 

まぁ、私は

「ブロックのコース」って言って練習するのは、

あんまり好きじゃないんですけど。。

 

できることを選手にやってもらうことで

先生である方々が考えるきっかけになるし、

選手に質問する場面も増えます。

1番は先生が全体を見渡すことができるっていうことです。

調子の悪い選手・良い選手というのを把握できますし、

人間関係も築けます。

 

もちろん球打ちを先生がしてても見れるから

良いんですけど、

 

私は選手自身に打ってもらうタイプの方が好きです。

 

ここはそれぞれの好みにもなるのかなと思いますが。

 

といった感じで、

私は初心者の子ども達に球打ちをやってもらっていました。

 

小学生でも、上手い子ども達は6年生でも球打ちができるんじゃないかな

思ってたりします。

 

最低でも手上げのトスぐらいは上げるでしょうし、

サーブも打てると思います。

 

 

できる限り、球打ちは生徒(選手)にやってもらって

たくさんの練習量を確保するっていう考えが良いかなぁと思います。

 

 

まとめ

 

球打ちを選手にしてもらうことは、

メリット・デメリットそれぞれにありますが、

 

バレーボール経験の無い先生でも、十分にバレー部の指導は

そういった形でできます。

 

技術と球打ちも必要だと思っていらっしゃるのであれば、

外注するのが良いと思います。

 

外注というのは、外部コーチを雇ってもらうということですね。

 

卒業生に手伝ってもらうなどというのが良いと思います。

 

あと、先生は試合の日にベンチに入らないといけないので、

 

ベンチワークを猛勉強すれば全然大丈夫

 

だと思います。

 

 

余談:試験勉強から得た方法を、バレー指導で応用

私が思うのは、

技術があるから25点を先に取れるのではなく、

25点先に取る取り方を知ってる」から25点先に取れるんだよ

って思っています。

 

スパイクが強くても、鋭角にボールを落とせても、

実際決まりやすいのはコートの奥のコーナーだったりします。

 

それが、すべてその練習でどれだけ点数を取るための練習ができている

 

ということが1番大事だと思うので、

それは、受験勉強した人であれば、多分

 

考え方を抽象化することで、考えがたどり着くんです。

 

具体と抽象って言う考え方が実はあって、

私が、この考え方を学生の時に気づいていたら良かったんですけど、

全然勉強できなくて。。

 

ですが、ある時にある試験でコツをつかんだことがありました。

 

 

それは、過去問で分析するということだったんですね。

 

 

バレーの試合でも分析するということは一緒です。

 

 

試験問題などで、

1番出題してほしくないところ

また

1番出題が多い1番点数を稼げるところ

 

そういったところで点数を稼ぐっていう考え方は、

バレーボールで点数を取れるところでたくさん取る

 

そして、

 

どうでも良いところは、それなりにしか練習しない

点数の配点の低いところはそれなりにしか練習しない

 

要は時間の配分を変えるということですよね。

 

そのような考え方をしていた時に、

ある資格で点数が取れたんです。

 

絞った勉強法をできた、というか。。

 

なんかうまいこと表現できているのかわからないですけど(笑)

 

 

バレーの試合も、練習も、

 

何が1番必要で、何がそんなに必要でないか

 

ということを、

 

ゴールから逆算していけば、大体やらないといけないことが絞れてきます。

 

そうしたことから、

 

私はその時に技術というこだわりを捨てました。

 

ただし、怪我するような方法っていうのは、

やっぱり指導してあげないといけません。

 

そこはもちろんなのですが。

 

ということで、

球打ちは誰がしてますか?というお話でした。

 

今回の特典

本文で、具体と抽象の話が出てきたと思うんですけど、

これがなかなか面白いです。

 

この具体と抽象の考え方ができたら、

 

いろいろなバレーの試合の観察で、

いろいろなことが見抜けるようになるんですね。

 

これはバレーボールだけではなく、

広告や、そこら辺にたくさん宣伝されている本の表紙とか、

そのようなものを目にした時、

 

「これは脅しのパターンだなぁ」とか、

「これは損をさせたくないための表現だな」とか、

 

また、YouTubeのサムネイル1つでもそうです。

 

「あ、これは見たい!」って思うサムネイルもあれば、

「これは見たくないなぁ・・」とか、

「あ、そういうことでしょう?」

 

って思うようなサムネイルがあります。

 

私もそんなにできてはいないので、

今勉強中です。

 

そういった、

動画を見たいなと思わせる理由は何かな?

損したくないっていう感情を動かされたなー

 

とかいうところに抽象化するんです。

 

例えば、いつもとは違ったバージョンで、

誰か選手を動かしたい時に、

やよち
◯◯しないと損するよ

と言われたら、その選手が

選手A
損したくないな

と思って自ら動くようになります。

 

このような使い方をできることが、

抽象、具体の考え方です。

 

最近、たくさん本を読んでいて、

その知識を他でアウトプットしたら成果が出てきました。

 

そういうのがすごく楽しくて、

いっぱい本を読んでます(笑)

 

ということで、

最後の特典は特典なのかわからないんですが、

この辺で終わらせて頂きたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

最後にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

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