危険!!何が起きている?!体罰事例について6つの事件簿

 

最初にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。勝てない暗黒時代の長く続いた初心者チームを最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすく得意分野は選手の意欲を掻き立てるメンバーチェンジ。

 

突然ですが、体罰って聞くとどう思いますか。

私のイメージでは、スポーツ強豪校が結果を上げる為に容認しているもの

というイメージでした。

 

でも今回調べたときにそんなことで…というような絶句してしまうような

ことがたくさん行われてきたことが分かりました。

最近では、体罰根絶に向けての動きが活発化されているようですが、

私たちももう2度とこういうことを繰り返してはいけないという

戒めの為にも、体罰の事例を挙げてみました。

体罰とは

 

体罰とは

「肉体的苦痛を与えるような懲戒」です。

 

 

懲戒とは、「特別の監督関係ないし身分関係あるものに対し一定の義務違反を

理由として科する制裁」です。

 

 

体罰とは

親、教師、監督などが、悪いことをした子を叩いたり、

長時間立たせるなどして、こらしめ、指導することです。

 

 

 

体罰だと非難された人が体罰ではなく指導だなどと反論することが

ありますが、指導目的であるのは当然です。

そうでなければただの暴力、傷害です。

体罰とは 文部科学省による体罰の定義

体罰事例

県立中津商業高校 1985年3月

陸上部顧問の教員が女子部員に執拗な体罰と言葉の暴力を加え、自殺に

至らしめた事件。

 

被害生徒は国体などへの出場経験を持つやり投げの選手だったが、顧問教員から

半年にわたり、成績不振やその他の些細な理由で執拗かつ激烈な体罰を受け続け、

さらに進級のためについ試験に合格したにもかかわらず県の強化合宿メンバーから

外され、体育教官室で顧問ら2人の教員から長時間立たされたまま、言葉の暴力を

加えられ、翌日未明に自宅で自殺した。

 

当時同校では、この顧問教員を中心とした体育科教員による「もう1つの生徒指導部」

と呼ばれる生徒指導体制が確立されていた。(一種の恐怖政治)

 

恐怖政治について
権力者が、自らに反対するものを投獄したり、殺戮したりなどという

苛烈かつ暴力的な手段を用いて弾圧することによって国民に恐怖を

抱かせ、強引に自らの権力を保つような政治全般を指します。

 

元々、フランス革命時の政治を指していたようです

 

被害生徒の自殺後、顧問教員は「あの子は叩きよかった、殴り良かった」と話し、

また焼香に訪れた際にも遺族に対し、「馬鹿としか言えん」「死人に口なし」

などと半ば逆ギレとも思える暴言を浴びせたのです。

 

さおりさん
教師と生徒という絶対的権力を利用しての

この暴力は許されるものじゃないはずですが、表面化することは当時は

少なかったのでしょう。表面化していないこともたくさんあったのでは

ないでしょうか。

 

さおりさん

ですがこんなことが許される時代があったなんて信じられません。

悲しむ遺族を横にそんな暴言を平気な顔で浴びせられるなんて

どういう心情なんでしょうか。

 

 

遺族が県と加害教員を相手取り提訴し、県に対する請求は認められたが、

加害教員への請求は認められなかったようです。

 

 

さおりさん

この加害教員への請求がなかったのも信じられませんでした。

こういう時代だったということでしょうが、お亡くなりになられた

方が浮かばれませんよね。

こころよりのご冥福お祈りするばかりです。

 

 

桜宮高校 体罰問題

2012年12月、バスケットボール部主将の2年生の男子生徒(17)が顧問の男性教諭(47)

から体罰を受けた翌日に自殺。顧問による体罰が日常的だったことが明らかになり、

大阪市橋下徹市長の求めに応じ、体育科とスポーツ健康科学科の2013年度春の入試

をとりやめたことがありました。

 

詳細

練習試合などでミスをとがめては、繰り返し平手でたたく。

顧問は常習的に暴力をふるっていた。

キャプテンは「30~40発は叩かれた」と家族に話した日もあったという。

 

さおりさん

約10年前の出来事ですね。この頃の体罰問題が問題視されてきている

ことをうっすらと記憶しています。

この事件も痛ましいです。

 

中学生ゆうきくん
今の時代ではちょっと考えられないくらい

絶対にあってはならない事実ですよね。

 

さおりさん

チームを強くするというよりは日頃のうっ憤を晴らしたいのではと

思ってしまいます。

やはり、こんなことはあってはいけないですよね。

 

 

 

相原中の体罰問題 2013年10月

22人の柔道部員の多くは、相武館吉田道場2階の寮に暮らしている。

道場の館長とコーチは市教育委員から外部指導者の委嘱を受け、部の公式戦にも

同行していた。

 

9月20日、「道場の指導者による体罰が常態化している」との通報が市教育委員会に

寄せられた。

 

10月9日、学校が部員にアンケートしたところ、3人が館長から暴力を受けたと

訴えがあった。同17日に校長らが館長に再発防止を申し入れ、館長は外部指導者の

辞意を表明。

 

校長や市教育委員会は留保したが、結局、辞任願いを受理した。

 

さおりさん
これは通報から事件が発覚したようです。

痛ましいですが、何かが起こる前の発覚ということで、少し

安心ですね。通報した方の勇気をたたえたいものです。

 

岩手県立高 体罰問題

2018年7月、バレーボール部員だった3年男子生徒が自宅で自死した。

 

男子生徒は、身長が197㎝あり、中高時代とも全国選抜チームの

合宿に参加した期待の星だったが、自筆の遺書には、

「バレーボールが一番の苦痛」「ミスをしたら一番怒られ、必要ないと、

使えないと言われた」という趣旨のことが記されていたようです。

 

遺族が詳しい調査を求め、岩手県教育委員会は第三者委員会が設置されました。

その調査報告が昨年7月発表されました。

 

その中では、部の顧問の叱責や暴言が自死につながる絶望感の一員になったと

結論付けられました。

「お前の代わりなんていっぱいいる」

「背は一番でかいのに、プレーは一番下手だな」

「そんなんだから幼稚園児だ」

 

顧問からそんな人格否定的な暴言を常習的に投げつけられ、公式戦の敗因を

名指しで押し付けられたこともあったようです。

自傷行為を疑わせる傷が、部員たちに目撃されていました。

 

この報告書では、言葉も暴力に含まれるというガイドラインの内容を顧問が

理解していないことも指摘されていました。

 

中学生ゆうきくん
体罰は、殴る、叩くだけじゃない、

言葉による暴力というものをまさに気づかされた一件ですよね。

風化させてはならないものです。

 

 

さおりさん

こちらも痛ましい事件ですね。

ガイドラインをよく理解していない指導者が昔の基準と同じやり方で

指導を行っていたようです。

残念でなりません。

 

 

 

 

尼崎高校 体罰問題

強豪として知られる兵庫県尼崎市立尼崎高校の男子バレーボール部で、

部員がコーチに叩かれて一時意識を失い、鼓膜裂傷のケガをする体罰が

2019年6月発覚しました。

 

部員を執拗にたたき続けたコーチに、負傷の事実を表に出そうとしなかった

監督。

この体罰問題では、指導者の常識からかけ離れた行動が明らかになりました。

市教育委員会は、「体罰を容認する空気があった」とし、さらに

全校で調査を進めることとなりました。

 

詳細

市教委によると、部員は4月29日午前11時ごろ、同校体育館で、練習態度を

理由にコーチから10回以上顔をたたかれ、20~30分間意識を失ったようです。

ですがコーチは救急車を呼ばず、意識が戻るまで床に寝かせていただけでした。

校内にいた男性監督(51)も直後に報告を受けたが、病院には運ばず、

夕方まで帰宅させなかったということです。

 

部員は同日夜に行った病院で加療約1週間の顔面打撲と脳しんとうと診断

され、翌日受診した耳鼻科医院では加療2週間の左鼓膜裂傷との診断を

受けたといわれています。

 

この体罰を巡って、市教委は会見を一度開いていたが、その際は校長からの

報告をもとに、「平手打ちは数回。ケガはない」と説明していたのです。

市教委は会見後、報道機関からの問い合わせを受け、学校側に負傷の有無を

改めて確認するよう要請し、

翌日、校長から「けがはあった」と連絡を受け、調査していました。

 

さおりさん
体罰を隠そうとした事実、

許されませんよね。事実を受け入れ今後二度とこういうことが

起きないよう意識していくのみです。

 

中学生ゆうきくん
隠そうとした事実、これは悪質です。

隠そうとする=自覚があったということ、発覚しなかったらさらに

横行化していたかもと考えるとぞっとします。

朝日新聞デジタル

部活の体罰問題

大阪市立桜宮バスケットボール部主将が顧問から体罰を受けて自殺した

事件などをきっかけに、2013年に社会問題化します。

 

日本体育協会(現・日本スポーツ協会)などは、同年4月に「スポーツ界に

おける暴力行為根絶宣言」を採択されました。

 

「殴る、蹴る、突き飛ばす」のほか、「言葉や態度による人格の否定、脅迫、

威圧、いじめや嫌がらせ」などを「暴力行為」と定義されました。

指導者についても「暴力行為が指導における必要悪という誤った考えを捨て去る」

としました。

朝日新聞デジタル

 

さおりさん

遅ればせながらもこのような法律ができたことに少し安心

できますね。早く普及されることを願うのみです。

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中学生ゆうきくん
こんなツイートがありました。

体罰の根絶化はまだまだ難しい課題であるようです。

 

 

中学生ゆうきくん
こんなツイートもみつけました。

まだまだ根深い問題ですよね。

 

 

沖縄県立コザ高校 体罰問題

コザ高の部活動でキャプテンを務めていた2年生男子生徒が転落死しました。

自ら命を絶ったとみられています。

沖縄県教育委員会の第三者調査チームが報告書を発表しました。

 

詳細

報告書によれば、この部は県内や九州大会で優勝する強豪校で、

生徒は「部活動特別推薦」で入学しました。昨年7月にキャプテンに

選出されました。

 

生徒は顧問から、「キャプテンをやめろ」といった精神的な負担となる言葉を

日常的に投げられていました。「LINe」を使い、夜中まで連絡を受けることもあった

と言われています。

昼夜を問わず、緊張状態に置かれていた、と想像できます。

 

大会前日に、泣きながら丸刈りにする様子が家族から目撃されていたこともあった

ようです。

報告書は「丸刈りは強制されたとまでは考えられないが、競技の勝敗の理由づけに

髪型を利用されることを苦痛に感じ、丸刈りにするしかない心理状態に追い込まれて

いた可能性がある」と記述されています。

 

自死する前日には、顧問の指示で週1度、通っていた学校外の施設での練習に向かおうと

部活の練習を切り上げると、「時間が早い」と叱責されていたといわれています。

 

「何が正しい選択なのか、どうすれば顧問に叱られずに済むのか、がわからず、

行き場を失ったことが『最後の引き金』になった可能性が高い」

 

報告書は直接の経緯をそう結論付け、「(自死の)要因は部活顧問との関係を

中心としたストレスにあった」と総括しました。

現代の体罰は“殴る・蹴る”だけじゃない 2021.5.31

 

 

さおりさん

これなんかは、「殴る、蹴る、突き飛ばす」以外の

「言葉や態度による人格の否定、脅迫、威圧、

いじめや嫌がらせ」などの「暴力行為」にあたりますよね。

体罰を根絶しようという動きがある一方でなくなっていないこの

現状、何ともいたたまれません。

 

 

 

まとめ

体罰というとスポーツにおいて、もしかするとセットでくっついてくるもの

なのかもしれません。

昔は、チームを強くするため、精神力を鍛える為にも容認されているところが

あったのかもしれません。

 

ですが、体罰から得るものはあるはずがないのです。

それどころか心を病み精神的に追い詰めてしまうものです。

絶対に根絶に向けて取り組むべきものだと思います。

 

ここで体罰事例を振り返ってみたいと思います。

  • 県立中津商業高校の陸上部顧問の教員が女子部員に執拗な体罰と言葉の暴力を加え、

自殺に至らしめた挙句反省がなく、それどころか遺族の気持をも踏みにじる事件

  • 桜宮高校主将への日常的な体罰事件
  • 相原中の日常的な体罰事件
  • 岩手県立高のガイドラインがあるにも理解していない言葉による暴力事件
  • 尼崎高校の意識がなくなるまでの暴力行為がありながらも隠蔽を図った事件
  • コザ高校の自死を選択せざるを得なくなるまで精神的に追い詰めた事件

 

いかがでしたでしょうか。痛ましいものばかりです。

今後、二度と同じことが繰り返されないよう願うことばかりです。

それでは、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

最後にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。勝てない暗黒時代の長く続いた初心者チームを最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすく得意分野は選手の意欲を掻き立てるメンバーチェンジ。

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