バレーボールの試合 崩れだしたら止まらない原因を一挙公開

 

こんにちは、やよっぺ(やよち)です。

最初にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

今日は、指示待ち人間打開策ということで、

 

指示待ち人間をなくすために、指導者は何をしたら良いかという事をお話しさせていただきます。

 

やよち
まず、自己紹介をさせて下さい。

私は、バレーボールの経験者なのですが、指導者として高校生にバレーボールを指導させていただいていた時期があります。

その時に、二人の実績のある指導者の方と出会い、色々な指導方法を学びました。

それを違う初心者チームにアウトプットしたところ、非常に有効でした。

 

 

  • 指導に悩んでおられる方
  • バレーボールの専門ではないけれど、バレー部の顧問をしてくださっている先生方

 

 

このような方の何かの役に立てればと思い

 

バレーボール指導応援団

 

と名付け勝手に応援し、YouTube配信をさせていただいています。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

[バレーボール試合]指示待ち人間とは!?

今日は指示待ち人間の打開策という事なんですが、

ある程度レベルが上がってくると

 

 

 

試合の中で、崩れ出したら止まらない

 

 

 

ということが起きます。

 

これこそが、私が感じている指示待ち集団なのです。

 

なぜ、指示待ち集団かというと、

コートの中で自分たちで立て直すという事が出来ないという事。

 

 

普段の行動の中で出来ていないので

試合で負け出したら、連続失点が止まりません。

*初心者の間は、指導者の伝えたことをそのまますることが大切です。

 

やよち
授業と同じで、参加型の授業が楽しいことは皆さん経験ありますよね?
さおりさん
授業もやはり参加する方が楽しいし、先生が一方的に黒板で文字を書きながら喋るより、考える時間がある方が楽しいですよね。
やよち
しかもそれが理解出来たら、もっと楽しいということは事実として経験されていると思います。

 

バレーボールも一緒で、初心者の間は、指導者の指導がほとんどになってきます。

 

その中で一つでも、二つでも考える時間というのを与える。

答えが出てこなければ、二択、三択を用意して選手に答えてもらう。

指示待ち人間が減っていく。

試合の苦しい場面で、タイムアウトの残っていない時でも

子供達、選手たちが自ら、試合を立て直すことが、出来るようになります。

 

なので、チームビルディングで言われていることは、

リーダーの指導が強ければ強いほど、

 

他責習慣的価値観になりやすいという事です。

 

 

誰かがやってく

れるだろう、自分がやらなくても良いだろう。

ということに意識的ではなく無意識的になっているという事があります。

 

[バレーボール試合]依存マインド

 

もう一ついうと、これさえやっとけば良い!という事を言ってしまうと、

 

 

依存マインド

 

をその相手に定着させていくことになります。

 

指導者が自分の言ったことだけやれば良いという形に、チームを仕上げてしまうと、それ以外はやらなくていいという思考になります。

 

バレーボールは集団競技ですが、集団競技だからこそ、

 

初心者のように技術の乏しい選手がいたとしても、周りの選手が良ければ、勝てます。

 

 

 

良い選手がいても、周りが技術的に未熟であれば負けます。

 

 

 

これが集団競技なんです。

 

 

集団競技の良いところであり、悪いところですよね。

 

[バレーボール試合]鍵は、メンバーチェンジ…?

 

人の責任ではなく、自分が責任を持ってプレーするという形にチームの意識を変えるためには

 

 

メンバーチェンジ

 

 

が必要なんです。

 

ポジション争いが必要なんです。

 

 

さおりさん
ポジション争いは個人の責任によって、外されたり、レギュラーになったり、起用されたりします。
やよち
ポジション争いはチームビルディングにおいて必要不可欠だと私は思いました。

というのも、初心者のチームでもベテランの実績のある先生と指導させていただいている時も

やはりメンバーチェンジがあってこそ、

個人のスキルがアップしていく仕組みが見受けられました。

例えば

 

  • サーブを頑張っている人を練習試合で使うことによってその選手がやる気を出す。
  • 変えられた選手は、何で替えられたのか考える。
  • 調子が悪い、わがままをしている人を替えられる。
  • 入った方も替えられる方も何かしら心理的な作用がある。
  • チームとしても個人としても頑張るようになる。

 

メンバーチェンジのタイミング

バレーボールは落としてはいけない競技なので、横との関係があるじゃないって思うかもしれないんですけど、

その横との関係はメンバーチェンジを頻繁にするチームは、そういう方法を覚えていくのであまり心配しなくて良いです。

むしろ、どこかの動画ではお話ししたと思うんですが、

調子の悪い選手を使い続けるリスクの方が大きいので

 

メンバーチェンジは、

 

  • ちょっと悪いところがあった
  • サボっている
  • 心理的に乗っていない
  • 最近練習に来れていない

 

などの理由があるのであれば

頑張っている子と変えればいいと思います。

 

替えてみて、

 

技術的に足りない

元いた調子悪い子の方が良い

 

となれば戻してあげればいいのです。

 

メンバーチェンジの敷居は限りなく低くした方が良い

と私はいいと考えています。

 

チームづくりがあるからと言って固定してしまうと、

 

その選手だけで当日戦う、そこに少しずつしか関わっていないけど、あと6人プラス数人でしか、戦えなくなるけれど、

それを控え選手全員に幅を広げてあげることで、

使える選手が自ずと増えていきます。

 

こうなることによって、

 

  • 選手起用の選択肢が増える。
  • チーム自体が個人が頑張るようになる。
  • 個人の責任においてレギュラーになれる。
  • もしエースが調子が悪くて、エースではない子が調子が良い時に不満が出ない。
  • エースが調子が良くなるまで待つこともできる。

 

やよち
エースポジションに入れてあげるとか、トスまわしで調子が良い子に回してあげるとか、エースにこだわらずに回してあげることによって不満も出てにくいです。

 

余談なのですが、

 

 

最後はエースで勝負

 

 

というのは、私は違うと考えています。

 

エースというのは、決めてこそエースなので

 

決めれない時はエースではなくていいと思います。

 

エースにこだわってエースと心中する、という方針で

セッターに最後はエースだと言ってしまうと

ブロックにもここのチームは最後はエースにしかあげないとわかってしまって、八方塞がりになってしまいます。

 

メンバーチェンジの効果

さおりさん
一方、調子の良い子がなんで私にあげてくれないの?

エースじゃないから?と

やる気を無くしてしまうんですね

やよち
私はそれをスパイカー殺しと言っています。

 

そういうことになってしまわないように

調子の良い子をどんどん使う。

調子の悪い子はちょっと待っておいて、その間に違う子使うわと伝えておく。

という形にしてあげると

 

 

  • みんなのやる気も上がる
  • スキルも上がる
  • 経験も上がる

 

 

チームにとっていいことしかないと思っています。

 

さらに、もう一つ言うと、

メンバーチェンジをすることによって

 

 

言葉で詰める必要がなくなるんですね。

 

 

選手に対して選手になんでやらないの!!と言ってやらすよりも

 

効果的な指導はメンバーチェンジして

 

 

  • 今日はちょっと調子が悪いからあの子に入ってもらおう
  • もう少しこうできたらいいね
  • 今日は、この子が調子が良いから入ってもらいます

 

 

と伝える方が言葉で詰めるよりも頑張ろうと思えるんですよね

 

 

言葉責めるだけで詰めるだけでレギュラーに残しておく、エースにポジションに据え置いておくと

中学生ゆうきくん
どうせ変えられないし。

先生に怒られている時間待てばいいや。

時間が過ぎれば終わり。

今日一日過ぎれば終わり。

また怒ってるわ。

っていう流されることもあるし、

やよち
それができない子はパンクしていきたくないとか辞めたいとかもう惰性でやってるということになっていきます。

 

私の場合なんですが、高校から惰性でやっていたと思います。

レギュラーに入れていたし、変えられることもなかったので

怠慢な態度を取ったことはないと思うのですが

勝ちたかったけどそれ以上の事を考えなかったんですよね。

 

 

レギュラーだったから

レギュラーだったからそれ以上のことを考えなかった

 

 

もし外されていたら、

 

 

 

  • どうやってレギュラーになれるか考えていたし。
  • 入れてもらえるきっかけがあったら課題を自分で見つけてたし。

 

 

そういうきっかけがやっぱりなかったので

惰性でやっていたし、レギュラーでいて、勝ちたいけどをしたらいいのかわからない。

っと、つまずいていました。

メンバーチェンジは頭を使わすきっかけになる

と私は思っています。

 

[バレーボール試合]依存マインドの指示待ち人間、打開策

話が逸れたのですが、集団心理ですね。

崩れ出したら止まらないチーム、依存マインドということで

監督のリーダーシップが強ければ強いほど、依存マインドというのが助長されていく

と言われているのですが、

どうしたらいいのかというと

 

  • 小学生の場合は、選択肢を与えて考えるきっかけを作る
  • 中学生の場合(小学6年生)試合で悪かった原因はこの3つのうちどれでしょう?と三択を選ばせる。
  • なんの練習をしたらいいと思いますか?と聞いてみる。
  • 何の練習をしたらいいか、この3つから選んでください。
  • 中学生も同じ感じでスパイクの練習するけどあなたたちで考えてきてと一つ振ってしまってもいいです。

 

私が高校生にしたことは、

 

 

練習メニューとトレーニングを全て考えてもらいました

 

 

お昼休みにキャプテンと副キャプテンに来てもらって、

今日の練習メニューはこうします。

やよち
それはなんでですか?

たとえば前日が練習試合だとしたら、昨日の反省は何でしたか?

キャプテンなりに言ってみてください。とか

意図と練習メニューを聞いていました。

 

やって欲しい練習があればこれ入れてとか言ってもいいですが

考えてきた練習はあまり否定せず

 

やよち
そうだね。優先順位はどれかな?

それで、点取れるのかな?と言って

優先順位の考え方やミスの影響力の着眼点を説明

 

 

しながら選手に

 

 

考えるきっかけ

 

 

を与えていくと選手は自分たちで考えてやっていってくれます。

 

メンバーチェンジの副次的効果

感心したのが、初心者のセッターが初めは二分の一、50%の確率でスパイクを打たすことが出来ないトスをあげるセッターだったのですが、

 

「二分の一はトスミスだね」

「誰が点数を取ってきてくれるかな?」

 

と話をしたら、いろいろ考えて頑張り出して、

 

「今日は誰々さんが朝から顔色が悪いです。」

「今日は誰々さんが調子がいいです。」

 

とかそういうことを観察して私に教えてくれたり、

 

「今なんでその人にあげたの?」と聞くと

 

「こういう理由であげました。」

 

なんていう話を高校生でするようなことがありました。

 

バレーボールで試合に出して2年目の子がです。

 

もともとお勉強もよく出来た人たちなんですが

そういうお話しをすることが出来ていきます。

やよち
なので、叱らなくても自分たちでやってくれるし、

どちらかというとしかるよりも考えてもらう方が先なので

叱る事があまりありませんでした。

 

もちろん人を傷つけたり、怪我するようなことは、絶対に怒るのですが。

 

基本的には、選手に任せつつそれを要観察しながら見守っている

自主練も始まるし、自分たちでよく考えてやってくれるようになりました。

やよち
でもやはり初心者なので、試合中に立て直せれない時は、タイムとってアドバイスなんて言うこともあるのですが、それは本人たちも崩れ出した事がわかっていていいバランスを取りながら、

そのレベルなりにしていってもらっていたと思います。

 

私にとっても、選手にとってもいい顔つきでやってくれていたし、練習したいと選手から言ってきていたので、お互いに良かったと思っています。

 

もちろん、私がこれまでお世話になった先生方のやり方、昭和的なやり方も大きなメリットがあるし、私にとってそれが礎となっている部分もあると思います。

 

全部の否定は、しないし出来ないのですが、これから部活動のあり方を考えると、

 

自立した部活動を作っていく

 

と言うことに着目して、実践されていってもいいのではないか、と思っています。

 

[バレーボール試合]まとめ

そのための方法が

 

集団を自立させる

 

 

と言うことです。

集団を自立させるためには、メンバーチェンジをするのがいい。

集団を自立させるためには、メンバーチェンジをするのがいい。

と言うことでした。

まだなれていないのか、初めとずれているような気がするのですが、台本なしで喋っているのでとても難しいのです。

 

余談なのですが、

今朝、もうすぐ4歳の娘が、作った家を弟に壊されて保育園に行く前からずっと不機嫌でした。

保育園の駐車場に着いて、行くよと言って連れて行こうとしたのですが、ぐずぐずが続き腹が立ってきて、おいていったら、泣いてついてきました。

知ってる道だけど、怖いし嫌だから着いてくる。

私は帰りにこれこそが、依存のスタイルを娘に植え付けていると思い、とても反省しています。

 

感情的になって、おいていく。

怖いから着いていく。

依存。

 

感情的に怒ることが、自立を妨げることになるのは、わかっているはずなのに、またしてしまうのという事ありますよね?

 

 

それもやはりバレーボールの指導でも、あるんだな

というのは、私も帰りにすごく思いました。

最後、しょうもない話をしてしまったのですが、一つでもためになっていたらいいなと思います。

 

 

最後まで聞いていただいた特典

 

型にはめられているチームほど崩れやすい。

 

 

そういうチームには相手が崩れるまで頑張ろうということを

生徒に伝えて希望を持たせてあげてください。

 

崩れ出したらなかなか元には戻ってこないと思います。

そういう指導者のチームは毎年そういう傾向があるので、

対策として一つ指導者の経験で留め置いていただいた方がいいかと思います。

 

特に速攻を使うとか、早い攻撃をしてくるチームなんかは

 

チャンスボールとかサーブレシーブをセッターにかえさせないという事を徹底してやっていくと、苦しくなっていくのではないかと思います。

 

やよち
これは、どこのチームにおいても言える事なのですが、型にはまっているチームには特にフェイントも有効だったりします。

相手を見て動くという事ができなかったりしますので、

フェイントをして決まるようであればフェイントをして責めるというのもいいかもしれません。

 

監督も選手も相手のチームをよく観察して、何が有効かというのを見極めていく力と言うのは、日々の練習とか練習試合で培っていく必要があると思っています。

 

と言う事で今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。

 

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YouTubeで喋っていないことを書いていますので、よければ見て下さると嬉しいです。

他に批判的なことも大いに受け止めたいと思いますので

コメントよろしくお願い致します。

 

最後にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

 

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