情報とは、日々進化していきます。
バレーボールの【ルール・反則】だけでなく、
知識はスマートフォンのように
定期的にアップデートが必要です！
に曖昧な部分はありませんか？
分っているはず・・・
多分こうだったはず・・・
このようにバレーボールの
【ルール・反則】を曖昧なままに
していませんか？？
『ずっとバレーボールに関わっているから
問題ない！』
その知識、一昔前のルールのまま
かもしれません。
バレーボールのルールの名称は
知らない間に変わっている事が多く、
『いつの間に。。。』
と思われる方も沢山いると思います。
例えばバレーボールの試合中継を見ていて、
『あれ？そんなルールあったっけ？』
と調べ直した経験はありませんか？
今回は、【バレーボールの反則・ルール】
について、皆さんのアップデートを
お手伝い！！
改めて確認すると、『え？そうだったの？！』
と新たな発見があると思います。
そして、さらにバレーボールの
【ルールと反則】を深掘りしてみました！
【バレーボールのルール・反則】の
アップデートを早速開始致しましょう！
目次
バレーボール 【反則・ルール】
ルールとは、規則や決まり事をいい、
反則とは、ルールにそむく事をいいます。
バレーボールだけでなく、スポーツ全般には
必ずルールがあります。
そのルールを守りプレーをする事で、
より、スポーツが楽しくなります！
反則行為の有無をジャッジするのが、
審判員です。
バレーボールの審判員は、笛やフラグを
使用し反則ごとのシグナルで
プレーヤーなどに伝達します。
バレーボールで反則行為をした場合
相手チームに1点が入ります。
それと同時に、サーブ権を持っていれば
相手チームにサーブ権が移動します。
そして、試合中に反則行為があった場合、
各審判員も判断をしますが、
最終的に反則行為の有無を決めるのは、
主審の役割です。
主審の決定は絶対ですが、
意義を申し立てる事もできます。
その際の権限はキャプテンだけで、
主審は、反則行為の有無を決定する為に、
各審判員を集めしっかりと
確認をして判断してくれます。
主審の決定には従いましょう。
もし、しつこく抗議をしてしまうと、
イエローカードを出される場合もあるので
スポーツマンシップに乗っ取り
プレーをする事を心がけたいですね！！
どうなる？【イエローカード・レッドカード】
【イエローカード・レッドカード】と聞くと、
『退場！』のイメージがありませんか？
じつは、バレーボールの
【イエローカード・レッドカード】
とは、退場やコートアウトの
罰則にはなりません。
両カードとも注意・警告の意味となり、
相手チームに得点が入るのです。
詳しく説明すると
反則に対し抗議を強くした場合や、
相手を挑発した場合、または、
悪質なプレーをした場合などに出されたり、
発言権の無いコーチ・マネージャー、選手が
タイム等を要求した場合にも
【イエローカード】を出される事があります。
【イエローカード】は注意回数1！として
記録員が記録し、得点が相手チームに入る
などの罰則はありません。
レッドカードになると、
相手チームにポイントが入り、
サーブ権が相手に移動します。
バレーボールの
【イエローカード・レッドカード】は
退場にはなりませんし、プレーヤーの人数が
相手チームより少なくなる事もありません。
ですが、
相手チームに得点が入ってしまうので
勝敗を大きく左右する事に
繋がってしまいます。
ラスト1点！などで、反則をしてしまい
悔しい思いをしないためにも
【ルール・反則】を正しく把握しておく事が
非常に重要だと思います。
各審判員の役割とは？
バレーボールの審判員は、合計で9名です。
大きな大会になると、リベロの交代に
間違いが無いようにチェックする
アシスタントスコアラーが1名増えます。
★副審セ(カンドレフェリー)・・・1名
★記録員（スコアラー）・・・1名
★アシスタントスコアラー・・・1名
★線審（ラインジャッジ）・・・4名
★得点・・・2名
この9(10)人が、的確なジャッジを心がけ
試合の進行をスムーズに行なってくれます。
では、各審判員にはどのような
役割があるのでしょうか？
主審(ファーストレフェリー) の役割は？
- 審判台の上で試合をコントロールする。
| 伝達方法 | 役割 | ||
| 笛 | 試合中の全ての権限を持つ。
審判員の中の統括責任者。 |
||
副審(セカンドレフェリー) の役割は？
- 主審と向かい合う位置でベンチからの要求などに対応する。
| 伝達方法 | 役 | ||
| 笛 | 記録員と連携しタイムアウト、選手交代の許可などをコントロールする。
プレー中は主審の補佐役。 |
||
記録員(スコアラー)の役割は？
- 副審の後ろで記録用紙に記入。
| 伝達方法 | 役割 | ||
| ブザー | 試合の得点やメンバー、ローテーションになどに間違い、不正が無いかを確認する。
間違いがあった場合は、ブザーを鳴らし主審・副審に知らせる。 |
||
線審(ラインジャッジ)の役割は？
- コート4角で1人一線を担当する。
- 旧称は、ラインズマン。
| 伝達方法 | 役割 | ||
| 旗 | ボールのイン、アウトなどをジャッジする。
主審・副審のジャッジが難しい角度のコートラインに関係するジャッジの補佐。 |
||
得点の役割は？
- 主審がポイントシグナルを出してから該当チームに得点を入れる。
| 伝達方法 | 役割 | ||
| 得点板 | 試合進行の状況を伝える。 | ||
反則となった場合どうなるの？
バレーボールで反則となった場合、
どのように試合が中断され、再開されるのか？
反則後の流れを見てみましょう。
- 各審判員がそれぞれの伝達方法で合図を出す。
- 主審が笛を鳴らし試合を止める。
- 主審がポイントチーム側に腕を伸ばす。
- 反則されたチームにポイントが入る。
- ハンドシグナルで反則内容を伝える。
- 主審が試合を再開する。
記録員が記入しなければならない
反則であれば、記入が完了したシグナルを
記録員、副審、審判の順番で
伝達してから、試合を再開します。
【反則名一覧と審判シグナル】
各審判員は、反則行為の有無を的確に
短い時間で伝えなくてはなりません。
そのため、言葉ではなく短い時間で
伝わりやすいハンドシグナルを使用します。
バレーボールの審判が
どのようなシグナルを使い
的確に伝達しているのか、確認しましょう。
基本シグナル
基本シグナルとは、
バレーボールの主なルールに
対してのシグナルです。
【イン・アウト・ワンタッチ】
この3つのシグナルがよく使われます。
| 詳細 | 主審シグナル | 副審シグナル | 線審シグナル | |
| イン | ボールがコート内に落ちた時 | 該当チーム側の腕を伸ばし5本指を揃えてコート内を指す。 | 審判の見えにくい位置にボールが落ちたときは補佐をする。 |
担当ラインよりコート内1メートルにボールが落ちた時、フラグで線上を指す。 |
| アウト | ボールがコート外に落ちた時 | 肩の高さまで両手を持ち上げ手のひらを上に向けたまま肘を直角に曲げる。 | 審判の見えにくい位置にボールが落ちたときは補佐をする。 | ノータッチでボールが担当ラインよりコート外に出た時、腕を耳につけフラグを上に上げる。 |
| ワンタッチ | ボールがプレーヤーの体に当たりコート外に落ちた時 | 該当チーム側の腕を肘から斜めに傾け反対の腕で指先を触る。 | 該当チーム側の腕を肘から斜めに傾け反対の腕で指先を触り主審に合図する。 | 胸の前でフラグを立て反対の手でフラグの上を触る。 |
反則名一覧・審判シグナル
バレーボールの反則の名称は
知らないうちに変わっていることが
多いです。
| 反則名 | 反則内容 | 主審 シグナル | 副審 シグナル | 線審 シグナル | 記録 シグナル |
| アウトオブ バウンズ | ボールがマーカー外を通りコートに入る。 | 手のひらを上に向け両手を肩の高さで前に出し肘を直角に曲げる | ー | マーカーを指さしフラグを左右に振る | ー |
| アウトオブ ポジション | サーブが打たれた時に定位置に付いていない。又はサーブの順番を間違える。 | ー | 人差し指を下に向けて外回りに回す | ー | サーブの順番を間違えている場合のみブザーで知らせる |
| アシステド ヒット | 他人や物を使ってプレーをする。 | 該当選手、場所を指す | ー | ー | ー |
| インター フェア | ネットの下から相手を妨害する。 | 該当選手を指す | ー | ー | ー |
| オーバー ネット | ネットを越えてボールに触れる | 反則チームの側腕をネット上から被せる | ー | ー | ー |
| タッチ ネット | ネットに触れる | 反則チーム側の腕でネットを触る | 反則チーム側の腕でネットを触る | ー | ー |
| ダブル コンタクト | 連続して2回ボールに触る | 手の甲を自分に向け2本指を立てる | ー | ー | ー |
| フォア ヒット | 相手に3回以内で返球できない。 | 手の甲を自分に向け4本指を立てる | ー | ー | ー |
| ペネトレーションフォルト | センターラインを踏み越える | センターラインを指さす | ー | ー | ー |
| ホール ディング | ボールを 持つ。 | 手のひらを上にし下から上にすくいあげる | ー | ー | ー |
| デュレイ・イン・ サービス | 8秒以内にサーブを打たなかった。 | 右手指を5本、左手指を3本を肩より高い位置で前に出す。 | ー | ー | ー |
バレーボール反則・ルールクイズ！！
第1問 タイムアウトこれって反則？
★試合中に、コーチが審判に
タイムアウトとを要求する。 ○か×か？
第2問 確認しても良い？これって反則？
★サーブの順番が分らなくなったので、
副キャプテンが副審に確認しに行く。
○か×か？
第3問 当たっても大丈夫？これって反則？
★足を使って(足に当たってしまって)
プレイを継続する。 ○か×か？
第4問 リベロのルールこれって反則？
★リベロがアタックラインより中で
オーバーハンドパスで
相手コートに返球する。 ○か×か？
第5問 サーブ順番これって反則？
★サーブ開始の笛が鳴ったが、
順番を間違えている事に気がつき、
正しいサーバーがサーブを打つ。 ○か×か？
クイズ解説
第1問 タイムアウト答え・解説
答え【×】
キャプテンにしかありません。
監督・キャプテン以外が申し出てしまうと、
な要求とみなされイエローカードが出る
場合があるので注意しましょう。
またキャプテンの権限は、
コート内にいる時だけなので
そちらも注意が必要です。
第2問 確認しても良い？答え・解説
答え【×】
又はゲームキャプテンだけです。
もし、他のプレーヤーが行なうと
質問を拒否されます。
反則行為にはなりませんが、
キャプテン・ゲームキャプテンに
与えられている権限と把握しておきましょう。
第3問 当たっても大丈夫？答え・解説
答え【○】
腕・手を使いプレーするので、
サッカーのルールと真逆で
足を使ってのプレーは反則だと
思われがちですが、足を使っても、
足に当たっても問題はありません。
ちなみに、体の部位でボールが当たっては
いけない箇所は無いです。
第4問 リベロルール答え・解説
答え【○】
リベロはジャンプをしても
ネットの上からの攻撃でなければ
問題はないのです。
リベロというポジションは、
攻撃に参加してはいけません。
ジャンプをして攻撃すると
反則になると思うかもしれませんが、
これは間違いです。
実際のルールでは
ネットの高さを超えての(ネットの上から)
の返球が攻撃とみなされ反則となります。
リベロがアタックラインの中で
オーバーハンドでトスを上げた場合に
返球するプレーヤーがネットの上から
返球してしまうと、リベロが攻撃に参加した
とみなされ反則になります。
第5問 サーブ順番答え・解説
答え【○】
サーブを打つ動作をしていなければ、
正しいサーブ順に正して打っても
問題ありません。
しかし、サーブを打つ際には
【デュレイ・イン・サービス
(サーブを8秒以内で打たないといけない)】
ルールがあるので、
8秒間の間であれば問題ない。
が正しい説明となります。
まとめ
クイズ・【賞】発表
(0～2問正解) 昨日入部！
初心者バレーボーラー賞
(3～4問正解) 歴25年！
ベテランバレーボーラー賞
(全問正解)向かうところ敵なし！
無敗の王者バレーボーラー賞
いかがでしたか？
皆さんはどの賞になりましたか？
バレーボールのルールの名称や、
審判員のジャッジなどは
知らない間に更新されています。
バレーボールの【ルールと反則】
アップデートされましたか？
更新の都度、ルールの再確認をすることで、
よりバレーボールを好きになると思います。
それでは、これにて！
『アップデート 完了しました！！
やよちについて：詳細はプロフィールへ
- 全国大会出場（選手/指導者として）
- 元Vリーガの元でコーチ指導法を学ぶ
- 日本一（クラブカップ）のチームでバレー修行
- 3年間公式戦勝ち無しの弱小チーム➜3週間で初勝利に導く（高校女子チーム）
- 元高校体育教員
- 現在40代。スポーツメンタルコーチとしても活動中。
「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、
バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中！選
手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。
戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。
やよちについて：詳細はプロフィールへ
「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、
バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中！選
手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。
戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。