こんにちは。秋晴れが続いていますね。
朝、晩は少し過ごしやすい季節になってきましたね。
秋と言えば、食欲の秋、読書の秋、そして
スポーツの秋
そんなスポーツの秋に着目して、今日はスポーツのハラスメントについて、
調べてみました。
それではいってみましょう。
目次
ハラスメントとは

いろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。
その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には
関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、
脅威を与えることを指します。

最近では、たくさんの場面でこのハラスメントを耳にするように
なったように思います。
モラハラ、パワハラ、セクハラなど、よく聞く代表例のように思いますが
今回はスポーツハラスメントについて考えていこうと思います。
私は幸いにも、スポーツハラスメントで印象に残っていることはないのですが、
学生時や働いていた時に辛い経験はただあります。
相手にとっては何でもない事でも、ずしんと響きますよね。
そしてその傷は中々癒えることはありません。
でも相手にとっては意識していない事だったりするので、悪く思うことは
ないんですよね。
もしかしたら、自分も知らず知らずのうちに同じようなことをしていたら
と思うと心が痛みます。
この自分にとっては何でもないことが相手を傷つけ不快にさせたり、
尊厳を傷つけられた感じがするんですよね。
苦い思い出がよみがえりました。
スポーツハラスメント

スポーツハラスメントとは
学校の運動部活動や地域スポーツ活動で、身体的な暴力や暴言、仲間外れなどして選手を追い詰める嫌がらせを指します。
日本の状況
- 「クズ」「ドジ」などと罵倒する
- 顔や身体めがけてボールを投げたりなど威圧する
- 異性間や同性間に関わらず、不必要に胸や腰、太ももなどを触る
- アルコールの一気飲みを強要したり意図的に酔いつぶす
- スポーツ推薦の進学を難しくする
などの事例があり、公益財団法人日本スポーツ協会に寄せられた暴力行為に
関する相談は2015年の39件から2019年は236件と6倍に急増しています。

まさにうなぎのぼりですね。体罰と同様時代の変化が
うかがえるように思います。
特徴として集団スポーツが多く、バスケットボールが約100件と最多。
野球、サッカーがそれぞれ約80件。
同協会が所属団体に事実確認を依頼した結果、
2016年度~2019年度の4年間で50人が同協会公認の指導者資格取り消し
などの処分を受けたことが分かりました。
五輪・水泳の元日本代表チームドクターで、スポーツ・コンプライアンス
教育振興機構の武藤芳照代表理事は、
「スポーツ界は指導者自身もハラスメントを受けてきた例が多く、
再生産されやすい」と指摘。
精神力を鍛えるなどの効果を、指導者に加え保護者が信じている
場合がいまだにあることも影響している。
「最悪の場合は自殺に追い込まれることもある」と武藤理事。
時代の変化に応じたやり方に変えていく必要があることを 問われているように思います。 進学への不安などから我慢する子もいるが 「被害にあったら抱え込まずに親に相談を。親は指導者に説明を 求めるといった対応で子を守ってほしい」と話したという。 日頃からコミュニケーションを大事にして、何でも話せるように できたら最高ですね。 私はこれが中々できず苦労しましたが… 一応あるようです。それが機能しているかは不明です。https://t.co/4bU8TM8PMB — koiwa_arata (@koiwa_arata) September 27, 2021 スポーツハラスメントで検索した際に見つけたものです。 ハラスメント防止に向けての動きが活発になりつつあるようです。 ですが、この活動があるということは、裏返すとハラスメントは なくなっていないということです。 いつか皆に周知されることを願ってやみません。 Jリーグは28日、理事会後にオンラインで会見を行い、選手・スタッフに対するパワーハラスメント行為を日本サッカー協会に告発されたJ1鳥栖の金明輝監督について、リーグ主導で調査を行うことを明かした。https://t.co/PvFFdTrEUz — 田舎の空 (@inakanosora) September 28, 2021 またこんなものも見つけました。最新ですよね。 まだまだ周知されていないのが実情のようです。 スポーツ五輪を目前に2018年のスポーツ界において様々なハラスメントが 発覚しています。 代表例として、レスリングでは伊調選手に対する指導者のパワハラが、 学生スポーツでは日大アメフト指導者による選手に対するパワハラ (悪質タックル問題)が発覚するなど、指導者の人権感覚やスポーツに 関わる組織のガバナンスが問われることになりました。 印象が強く残っています。タックル問題に関しては、悪質極まりないのに 監督の態度が何と言ってよいのか、全く悪びれていなかったですよね。 命じられた選手の心の傷が癒えればと願ったものでした。 後日談を検索してみたところこんなものをみつけました。 日大の逮捕された理事は、アメフトタックル問題で被害者父を口封じのため恫喝した人。理事を辞任したが、ほとぼりが冷めて復帰していた。 「俺が逮捕されれば裏金のことも全部ぶちまける」“日大のドン”田中英寿理事長が口にする“不穏な言葉” | 文春オンライン https://t.co/zop7t47bur — TakayukiKume (@wilsonbrianwils) October 10, 2021 何というか…。何とも言えないですよね。 自分の権力や肩書を利用してまったく持って残念です。 変わる日が来るのでしょうか。 今夏オリンピックの陸上女子マラソンにて、スポーツジャーナリストの 増田明美氏が、一山麻緒選手の練習量の多さをほめた後、彼女は 「スキンケアも好きだし、ちゃんと彼氏もいるし」や、「自分は30歳までに 親に孫を見せるんだって言いながら」 練習をこなしている……などと言った解説を行い、ネット上では 「プライバシーに踏み込みすぎ」や「女性らしさの押し付け」などという 批判が沸き上がった。 今夏、オリンピックであった一幕ですね。 私もテレビ観戦をしていて、印象に強く残っています。 これをしゃべってたのが男性だったらセクシャルハラスメントだな~ と思っていて女性だから許されるのかな~と不思議に思って いたものですが、モラルハラスメントにも該当しそうですよね。 これがもし、自身に言われたらどう思うんだろうと考えてみましたが、 自身の競技と関係のないプライバシーを暴露、それも公共の場でと思うと あまり気持ちの良い話ではないなと感じてしまいました。 全然関係ないじゃんと不快に感じそうです。 後、オリンピックで印象に残っているのが、河村市長の「金メダル噛みつき」 ニュースでしょうか。 金メダルかみつきに批判相次ぐ 選手所属のトヨタ自動車コメント 金メダルを獲得した高藤直寿選手や — NHKニュース (@nhk_news) August 5, 2021 これも衝撃的なニュースですよね。でも、これに関しては 一世代前だったら問題になってなかったのかもな~と個人的には 感じてしまうのですがどうなのでしょうか。 よくわからないのですが、少しそう思ってしまう部分が あります。 何故、そう思ってしまったのか考えてみたときに、やはり昔の風潮 地位のある人、年長者の言動は絶対的なところがあったのでは と思いました。 でもそれは、今もあることかもしれません。 だから、金メダル噛みつき事件は起こってしまったんでしょうし。 だからこそ市長も軽い気持ちでやってしまったのではない でしょうか。モラルの問題ですよね。 誰も注意できなかったのかな~と感じてしまいますが、 やはり年配の方に発言はしにくいですよね。 しかも注意であればなおさらといったところなのかも しれません。 スポーツ庁では、すべての人々が健全なスポーツ活動に取り組むことが できる環境づくりや、スポーツを通じた健全な心身の成長に資する取り組み が推進されています。 それらを阻害する要因である暴力やハラスメント等の行為は、断じて 許されるものではなく、スポーツ庁は、スポーツに携わる各競技団体等 と連携し、 が推進されています。 今回、調べてみるとスポーツハラスメントの根絶に向けて、 スポーツ庁が取り組みをしているのを知ることができました。 前述にも記しましたが、2016年度~2019年度の4年間で50人もの 指導者が資格取り消し処分を受けているようです。 少しずつではありますが社会の動きが変わりつつあるのを この結果から確認できているように思います。 今回、スポーツハラスメントについて調べてみましたが、 昨今、スポーツ体罰と同様、ハラスメントも大きく問題として 取り上げられ、根絶に向けた動きも進められているように 思いますが、決してなくなっていないということもまた、 事実のようです。 [/箱] これらに分かれるようです。 スポーツに限らず、身近なハラスメントですよね。 今回の事実が皆に周知され、少しづつでも少なくなっていくことを 願ってやみません。 ここで、今回のスポーツハラスメントについて振り返ってみたいと 思います。 いかがでしたでしょうか。今回振り返ってみて、ハラスメントはなくなっては いないですが、様々なハラスメントが問題として取り上げられ、問題の件数が 5年間で6倍に、4年間で50人もの指導者が資格取り消しになっていることが 分かりました。 日本の状況は、少しづつ改善の方向に向けて動きがありつつあるように思います。 より安全に、より楽しくスポーツに取り組めるよう、スポーツ庁も改革に 向けての取り組み、変化も感じられてきました。 今後もさらにより良いスポーツ環境が整うことを願ってやみません。 今回も、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。
スポーツハラスメントのニュース Ⅰ
スポーツハラスメントのニュース Ⅱ
「アスリートへの敬意や称賛などが感じられず大変残念に思う」
銀メダリスト太田雄貴さんも反応
↓ ↓https://t.co/njXWCDkxZSスポーツにおける暴力・ハラスメント等の根絶に向けた取り組み
まとめ
やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。