こんにちは、やよっぺ(やよち)です。
今日は私がバレーボールをしていて面白いと思うチーム、そう思わないチームについて話をさせていただきます。
かなり主観が入っていますが、参考になると思います!
長いことバレーボールしていると、いろいろなバレーの経験をされてきた方々と一緒にコートに立つことが多いのですが、
その中でも楽しいといってもいろんないろんな楽しさがあります。 私が思う”楽しい”は
- 一体感が持てる
- またこの人たちとバレーをやりたい
と思うバレーボールです。
それが充実感になったり、勝っても負けてもやり切ったと思えるバレーボールにつながっていってたので、
そのことについてお話をさせていただきたいと思います。
これがすべて正解とは思っていないです。
でも、監督をしてたときにも、この一体感を感じられるチームと感じられないチームがあって、
これが指導者が選手たちをバレーの虜にできる1つの方法かもしれないなと思っています。
私がやりたい、指導したいバレーボールは、
選手自身が責任をもって活動できる自立したチーム作りを提案していくことです。
実際にそれをしたことによって、選手たちはとても充実した時間を過ごしていたと私は思いますし、
私の要求にも応えようとして、初心者ながらに経験者チームを倒してトーナメントで勝っていった経験もあり再現性もあるので、
皆さんにお伝えできたらと思っています。
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私がよかったと思うチーム
結論からいうとトータルディフェンスができるチームか否かということです。
このときに大事になってくるのはこの2つです。 これはチームによって様々で、ブロックを飛んだり、レシーブをしたりディグをしたりという前後の関わりの中で、 同じレフト側ならレフト側の選手と話し合いながらブロックを飛べるとか、 6人制であれば、ライト側含め全部が関わってきます。 その人達と今のブロックの評価と、あの選手に対する対応の仕方を話し合えるかどうかということなんです。 ここで、例えば私が レシーバーに お互いのやってほしいこと、やってほしくないことの話し合いが前と後ろでできるチームかどうかが、 楽しかったかと楽しくなかったの違いになっていきました。 話し合えると、それが成功した時に凄く嬉しいんです! ブロックを飛んだ側も拾えた側もスパイク決めた側、こっちのチームみんな! 全員で取った1点っていう気持ちになっていきます。 でもこれを、例えばブロックの責任にするとか、ある人だけの責任にしてしまうとうまくいかなくなります。 「私はブロック飛ばないから、あなたにお任せするわね」って言って参加を拒否する人がいました。 その時私は前衛のライトにいて、その人は中衛のライトだったんですが、 相手のレフトが打つときは私とその人が飛ばないといけないのに、「私はいいから」と言って飛ばないんです。 「いやそれちょっと・・・」って私は思ったけど、話が出来ないんですよね。 まず、そもそもその人は参加拒否してるので、試合でブロックについての話ができなかったです。 それでも終わってから勝てなかったことに対して、「あそこが悪かった」って言う割に、 試合中に話ができなかったら、 「そんなうまいこといくわけないやん!」っていうチームもありました。 9人制の選抜チーム組んでやらせてもらってる時は、私はライトをしていました。 ライト側はうまいことトータルディフェンスの話し合いをするんですけど、 レフト側はいつもしっくりしない感じでやってるからつまらなさそうでした。 例えば、今のボールはレフトのクロスのバッグの「○○ちゃんが拾わないとね」とか 言いながらモヤモヤしつつやってたり。 それに対して私たちライト側は、「これでいいよねー」「ああしようねー」とか言ってました。 こうした方がいいかなって喋りながらやってるから、うまいこと出来たら楽しいし、 失敗したら「じゃあ次こうする?」とか言って話し合いをしてやってたので、とても楽しかったです。 9人制でもポジションによって、真ん中とかサイドのコミュニケーションの取り方が全然違うので、 それがチーム内でもはっきり分かりました。 試合中にコミュニケーションをとって、それで勝てた時はうれしいし、負けてもまあ仕方がないかなって思えます。 それを高校生とか小学生レベルに落とし込んだときにどこまでできるかだと思うんですけど、 私が学んだことは2つあります。 できないこともできるって言っちゃうとチームに迷惑をかけちゃうんですよね。 あと、お互いに尊重しあっていかないとトータルディフェンスというのができないんだろうなと思います。 意見を否定されてばっかりだったら言う方も言えなくなってきちゃいます。 わからなかったらわからないで、まずは言われた通りにしてみたらいいと思います。 いろんな人達がいるけれど、共通認識としてみんなで調整しながらバレーする方が良いって言うことを持っておいた方が良いなと思っています。 それを小学生とか経験の浅い間は、指導者の方が口を挟まないといけないことが多くなると思うんです。 でも、それを理解するリーダーができてくると楽になっていきます。 トータルディフェンスができだすと、相手の得点源を封じ込めることができます。 バレーボールは25点をどちらが先に到達するかのゲームです。 このゲームでは、トータルディフェンスがうまくいったチームの方が先に25点に到達しやすい条件がそろいます。 つまりコート内で建設的な話ができないチームは、楽しくなかったということです。 まずは、机上の空論で話す人です。 例えばクロス側のレシーブ。 つまりリフトとセンターの間の3・3のコーナーは狙われると一番拾いにくいのですが、 あれはあーだこーだとか言って机上の空論で喋る人がいます。 そんな時に私が行き着いた答えが、誰でもいいから拾ったらいいやん!っていうことなんですよね。 とにかくボールを落とさなかったら負けないんです。 そこをあーだこーだ言いだすと、責任の擦り付け合いになっちゃいます。 だから試合では「落とさなかったらオッケー!」っていう認識でやっていかないと、揉めてる時間がもったいないです。 皆さんもわかってると思うけど、バレーボールって二度と同じボールがくるかって分からないですよね。 だから、そのことはだれがとるかを話し合うべきだと思うけれども、 そこにばかりこだわっちゃうと楽しくないので、 最終的に落とさなければOK!でやっていかないと多分負けちゃいます。 しかも責任の擦り付け合いになってくるから、面白くなくなっちゃうし。 それは避けた方が良いなと思います。 次は、自分の責任を果たさない人です。 相手の攻撃を読めたら違う人でも行ったらいいと思うんですが、ある程度の優先順位というのはあって、 コミュニケーションの中で責任を果たすように持って行かないと、自分のやるべきことをやらない人が出てきます。 例えばツーを狙ってもらわないといけない選手がツーを全然マークしてないとか、 ボケっとしているようではちょっと不都合が出てくるので、 そういう時はメンバーチェンジするとかいう対策をしないといけないと思っています。 結局そこからほころびが出て来ます。 特に女子の場合は。 指導する側としても、選手としても、コート内での話し合いっていうのは不可欠であると私は思っています。 それがみんなでつながり合ったときに自分たちで考えた作戦がヒットして、 その1点がめちゃめちゃうれしい1点になり、チームが盛り上がりだすということになります。 うまいこといかない時も下を向いて落ち込むだけじゃなくて、対策をしないといけなくなります。 落ち込むんじゃなくて相談し合うということに方向性が変わっていったら、 落ち込んでる暇はないし、みんなで試合を戦っている感じになっていくから、 一体感も出てくると思います。 ということで、今日は私の思う楽しいバレー、そうでないバレーということでお話をさせて頂きました。 皆さんはどんなバレーが好きですか? いろいろ教えてもらいたいです! 騙し合いができるチームも楽しいですよね~。 わくわくするバレーをしたい。 わくわくするには何が必要かっていうことになってくるんですけど、 こういうことを考え出したら、 またバレーのことばっかり毎日考えちゃいます! 私は選抜チームでキャプテンを4回か5回やらせてもらってるんですね。 バレーの指導を頑張ってた時は選抜に行ってないので、 指導者として抜けた後に、もう1度選抜に呼んでもらったときの2年目に、 キャプテンしてくれるかっていう打診を頂いて、負けたくなかったからお受けさせてもらったんです。 私の前にキャプテンをしてくれてた子は、年下のしっかりした子だったんですけど、 その時のバレーボールが全く会話がないんですよね、コート内で。 だから、どうすんの?どうすんの?みたいな雰囲気が漂ちゃってたから面白くなかったです。 最後、中央大会に行けたんですけど、こんな負け方するバレーを初めてしたなって言うくらい、人生の汚点ぐらいの勢いで負けて・・・ あんなバレーは初めてっていう気持ちでした(泣)。 どんな気持ちだったかというと、勝てるのに勝てないんです。 相手がサーブ打ってきても全然切れなくて、切れないのはいいんだけど、私の気持ちがもう腐っちゃって・・・ そんなことこれまでのバレー人生でほとんどなかったんですけど、 このサーブみんな触らんと落として負けたらいいのに! って思いました。 戦っても結果は一緒だって気持ちになったんです。 その理由が、トスを上げてた子は9人制の実業団でやってた選手、エースとしてレフトで打ってた子も春高経験者なんですが、 ママさんチームの選抜の監督が、「最後はエースで勝負や!!」とか言って、 決まらないのにエースにばっかりあげてて・・・ 私がライトにいたのに全部レフトに回して、私がここにいる意味がないって思ってしまったんです。 エースで心中っていう言葉があるんですが、あれはよくないなと思っています。 だって試合してんの二人だけじゃないし・・・ みんな試合で勝ちたいのに全然トス回ってこないし・・・ ちょっとやる気なくしました。 今まで練習してきた意味は? なんのためにここ立ってんの? ってわからなくなりました。 私も選抜でレギュラーになりたいし、久しぶりの試合で嬉しいから頑張って練習したのに、 いざとなったらトス上がってこない。 だからあれは負けに行ってる試合だなっていう感じで全く面白くなかったです。 すごく残念な選抜でしたね。 翌年、私がキャプテンさせてもらえることになってりましたが、 その選抜大会の地方大会で3位になって表彰してもらったんです。 だけど、その時はメンバーは前年度とほとんど変わらないんですよ。 コートの中での私が「それどうすんの?」って会話をするから、 みんな考えてくれるんです。 責めるんじゃなくて、そこどうすんの?そこどうすんの?って、 そこどうした方が良いのかな?とか投げかけるだけで考えてくれるし、 きっかけになるから、 それだけでいいやと思ってやってたんです。 そしたらたまたまかもしれないけど3位になれたっていう経緯がありました。 その時は私が勝手にやったから監督はすねてましたね、自分を頼りにしてくれないから。 それでも、誰のための試合で、誰がメインなのかって言ったら選手なんです。 タイムの間も監督は選手にさっきの1点のことをあーだこーだって言ったけど、 このタイムの時間は先のことを考える時間であって、前のことを責める時間じゃないから! って私は思っているから、そんなこと聞きたくないし時間もったいないと思って・・・ いけないんですけど、その話を早く終われってずっと聞いてましたね(笑)。 監督の話が終わったら、すぐに次の話を私がふるとか、そんなことをしてました。 でも、そうやってうまいこといってたからいいかなと思ってるんですけど、 その選抜の時に夜通し練習メニューを考えたっていうことがありましたね。 結局楽しいチームはおしゃべりができたチームです。 メンバーがあまり変わらずとも、おしゃべりができたことでチームの成績っていうのも変わっていくと思います。 そうやって苦難を乗り越えられるチームになるんだなって体感しました。 選手にそういう人がいなかったら、監督がそれを練習中に質問してあげればいいです。 どうすんの? って聞くだけで全然違うと思っています。 ということで、長くなったんですけど、いろんなやり方がある中の1つとしてご紹介させていただきました。 何かまた思うところがあれば、コメント欄の方に書き残していただけたら嬉しいです。 ツイッターの質問箱もきてくださってて、とっても嬉しいです! もっともっとバレーの話をネット上でできたら嬉しいです。 ということで、いいなと思ったらいいね!ボタンよろしくお願いします。 あとチャンネル登録もしていただけたら嬉しいです。 それでは、失礼しまーす。
ママさんチームでの体験談
チームメイトにはお互いを尊重し腹を割って話す
私が体験した困った人たち①
私が体験した困った人たち②
その1点が最高にうれしい!
皆さんの”楽しい”教えてください!
コミュニケーションでチームは変わる
皆さんともっとバレーボールの話がしたいです