【バレーボール指導】初心者指導は○○をしない方が強かった!?

 

こんにちは。やよちです。

先日知ったことなんですけど、

日本と海外の指導者との違い。 

日本の指導者は選手の15倍球に触っている

ということが分っています。

 

外国のバレーの指導者の方たちは、

球打ちっていうのはほとんどされないんですね・・・

でも日本の指導者は

 

やよち
1日何球打つんだ!

 

っていうぐらい、それこそ肩潰れるぐらいやりましたね。

私もおかげ(?)で肩潰れて、

もうアップなしで球打ちを絶対できないなと思っています(泣)。

 

最初にみてね

やよちについて:詳細はプロフィール

  • 全国大会出場(選手/指導者として)
  • 元Vリーガの元でコーチ指導法を学ぶ
  • 日本一(クラブカップ)のチームでバレー修行
  • 3年間公式戦勝ち無しの弱小チーム➜3週間で初勝利に導く(高校女子チーム)
  • 元高校体育教員
  • 現在40代。スポーツメンタルコーチとしても活動中。

「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、

バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中!選

手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。

戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。

私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

 

必要だと思っていたあの指導

今日伝えたいことは、

球打ちって本当にしなきゃいけないの?

っていうことなんですが、

結論
しなくていいです

 

初心者トーナメントで決勝戦に2年連続

行った時は私は球打ち、ほぼしてません。

何か修正したい時だけボールを持たせてもらって、

こうだねって言いながら5分ぐらいやった程度です。

汗もかかないし、見て質問してるだけ

っていうような状況でした。

 

私が1つ、こういう活動を始めたきっかけっていうのが、

ベテラン指導者
選手を叱らないと強くならないの?

っていうことで、

やよち
いや、別に叱らなくても、

球打ちしなくても強くなれるんだよ!

っていうことを伝えたいからです。

 

叱らない。

それをしたところで、

誰も不幸にならなかったんですね。

むしろみんな幸せになったんちゃうかな

っていうようなことがありました。

 

そこで分かっていることっていうのが、

球打ちをすることで選手の改善点を指摘しなくていい

ということです。

球打ちしたらやっぱ見えてくるから

指摘したくなるし、それで言っちゃいますよね。

ベテラン指導者
こうしたほうがいいんじゃない?

ああしたほうがいいんじゃない?

って。

でも、本人はそこにあんまり

こだわってなかったら苦痛ですよね。

選手
そこはどうでもいいのに・・・

って思っている所を指摘されて改善するように求められたら、

めっちゃ苦痛やと思うんですね。

ただし、学生っていうのは、

学生
そこはそうしないといけないのかな!

っていう素直さを持ってるので、

やってくれるんです。

けれど、私はそれが押し付けになるのではないか

っていうのを思っています。

それを自由にさせてあげた時に、

解放してあげた時に、自分のやりたいことを

やりたいだけとことんやるんですよね。

 

指導者の役割

学生
やりたい事ってどうやって見つけるの?

そのときに指導者が

やよち
レギュラーになるにはこうしたらいいよ

勝つにはこうしたらいいよ

って言うことを公開してあげることですよね。

 

そしたら何を努力したらいいのか

っていうのがわかってくるので、

  • それに見合う技術がない人

  →自分の欠点を伸ばす

  • そこが得意な人

  →そこをもっと伸ばしていく

それは個人個人、選手が自分で

学生
レギュラーになりたい

なれるようにどうすればいいか

っていうことを考えていくと思うんですね。

 

球打ちをしないことによって
  • 選手は伸び伸びとプレーができる
  • 指導者は選手の苦痛な部分をつつかなくて済む

それによってコートから

  • 苦しみっていうのがなくなる
  • 楽しさっていうのが増えてくる

ってことですね。

 

家に帰って

学生
今日楽しかった!

って言ってる子供を見ている親は

母親
良かった~。先生ありがとう!

ってなるんですけど、

学生
もういやや~、しんどいな~

っていう悲しい顔して帰ってこられたら

親って本当に悲しいんですよね。

 

やよち
勝っても負けてもいいやん!

楽しく自分が充実できたらいいやん!

充分努力した結果やったらいいやん!

私は親になって本当にそう思うんです。

 

楽しいから、悔しいから、努力はできるもので、

やらされている時って努力できないんですよね。

私だってやらされて努力はできないです、

苦痛ですもんね。

 

だからいかに選手がやる気を出して、

努力をしようと思える環境を作るかっていうのが、

指導者として大事なのかなっていうことを、

ずっと考えてました。

 

結論として、

私は初心者チームの時、

球打ちしなかった年代の方が実績が出ました

 

みんなが幸せなんです。

球打ちしない方が幸せなんですよ、

指導者も。

 

学生
球打ちして!

って言われたら、したらいいんですよ。

だって選手がしてほしいんだもん。

そこで

やよち
やる気出たな。

よしよし、しめしめ

って思ってるのが良いんですね。

 

「やらせない」教育

この前、娘の幼児教室あったんです。

4歳の知育教室なんですけど、そこは

「やらせない」っていうスタンスで、

親が楽しそうにしてるのを見て、

子供が楽しそう、やりたいっていうのを

誘いましょうっていうのを0歳からやってるんです。

まあ、私はそういうのが苦手で

なかなか難しいんですが・・・

 

教室では、毎日ノートに何かお絵かきしてきてね

っていうノートを渡されてて、

週に一回の教室でそれを提出するんですね。

そこに通っているあるお母さんの話で、

息子さんがぜんぜんかいてなかったらしいんですよ。

それがついにこの前、

男の子
僕、あのノートかいていく

って自分で言ったらしいんです。

どうやら、毎回みんながノートをかいてきてんのに、

自分だけかいてなくて出せないのが

気まずくなったみたいですね。

 

気まずくなってやりだすのも1つですよね。

皆さん大人っていうのはそういう経験が

おありだと思うんですけど、

  • 親にやれ!って言われてやらされることほど嫌なことはない
  • 自分が出来ないことを指摘されんのって、めっちゃうっとうしい

ですよね。

 

だから球打ちしないで、

やよち
それってどうしたら良いんやろうな~

先生は知ってるけどな~

とかって独り言のように言ってみたら、

質問してくれるかもしれません。

 

みんなが幸せな状況っていうことが

バレーが好きでいられる

またバレーをやりたい

もっとうまくなりたい

というところに結びつくんじゃないかなと思ってます。

 

私はそういう集団とかチームを増やして行きたいと思ってます。

でも、私もはじめからできたわけじゃなくて、

叱り飛ばして叱り飛ばして指導してて、

やよち
なんでこのチーム勝たれへんの?

こんだけ球打ちもして、

練習もしてるのに!

って思ってたけんですけど、

まったく逆の事したら、

やよち
なんや簡単やん!

みたいな感じで、うまいこと転がりだしたんですよね。

 

みんな子供たちも活き活きしてくるし、

選手との距離感っていうのが近くなって

話がしやすくなるんですよね。

子供達も意欲的になってきてくれるし、

学生
先生に聞いたらなんか答え出てくれるかもしれん

って思って聞いてくれるし、

すごく楽しかったんですよね。

 

選手の「やりたい」を育てる

レギュラー争いの話なんですけども、

学生A
先生、次のメンバーは誰ですか?

って聞いてくるから

やよち
どっちでもいいけど。

やりたいほうが入ったらいいんちゃう?

って言ったら、その当該選手2人が、

学生A
どうする?

学生B
どうする?

みたいにうろたえるんですよね。

 

 

やよち
どっちでもいいよ。

やりたいほうが入ったらいいと思うよ

そうすると

学生A
やりたい!

って言うほうが入って来る。

周りの子たちの目もあるし、

そこで自分が行かないと後悔するから、

やろうって思うんです。

 

で、遠慮して行かれた後、

やっぱり自分が入りたいと思ったら

学生B
先生、次入れてください!

って言ってくるんですよ。

 

そういう風になってくると、

見てるほうも楽しいし、やってるほうも

  • 自分の意思で入れなかったのか
  • 先生の意志で入れなかったのか

それで悔しさが全然違うんですよ。

こうなったら、その時その時の練習試合の

楽しみっていうのが増えて、

みんなが楽しい。

 

悔しい思いもしている。

でも、この悔しい思いは、

先生がこうしたから悔しいんじゃない、

すべて自分の結果で悔しいんですよ。

 

こういうふうになっていくと、

本当にいいチームっていうか、

選手ともいい関係作れるし、

選手の顔が活き活きしてきます。

指導者が追い詰めるわけじゃないから、

手自身が責任を感じて、

自分が頑張り出すんですよ。

 

やっぱそこが原点なのかな・・・

小さい子供も、大きな大人も、

人間なんかな~っていうことは思っています。

 

新しい指導方法

ツイッターのプロフィールに書いてるんですけど

プレイヤーズセンタード推奨

ということで、4年ぐらい前から

プレイヤーズセンタードっていう言葉ができています。

それまではプレイヤーズファーストだったんですけど、

指導方法が変わってるんですよね。

今後は指導方法を変えていかないと、

選手が集まってこないんじゃないかな

っていうのは思っています。

 

ちなみに選手が上手で勝てているのは当たり前なんです。

だって選手が上手なんだから

監督の力量じゃないんですよ。

でも、

いい監督、いい指導者とは
上手でない選手を駆使して育て上げて試合に勝つ

これだと思うんですね。

 

それって何の差なの?て言うことですよね。

怒ってやってても、いいチームにできるかもしれない。

できるかもしれないけど、

  • 怒らずにやる方がもっと良い成績が出てくる
  • 怒ってやっちゃうとトラブルになる

 

怒らないのは
×トラブルが嫌やから怒らない

怒らない方が良い結果が出やすいから怒らない

みんなが幸せだから怒らない方がいい。

 

怒らなくて強くなれない年はしゃーないんですよ。

その選手たちの力なんやから。

それを受け入れていくのが、指導者やし、

それを注意喚起しながら変わらないんだったら、

しゃーないんですよね。

私たちの人生じゃない、選手たちの人生やから。

そこで失敗したことも選手たちの学びです。

人はなかなか変えられないですよね。

だから自分が変わって、

選手たちに働きかけるけども、

相手を動かすって本当に難しいことです。

それを怒らずに受け入れるってことですよね。

やよち
あなたたちはそれが居心地が良いんでしょ?

っていうような感じでいいと思います。

 

みんなが幸せなバレーボール

ということで、今日は

球打ちって本当に必要?

っていうことでした。

叱らないと強くなれないんじゃないの?っていう話ですけど、私は逆だと思ってます。

  • 叱らない方がみんな幸せ
  • 叱らないほうがやる気が出る

っていうことです。

 

そのための方法っていうのは他にもたくさんあるので、

そういうことを発信しています。

叱らない方法はたくさんありますので、

今後ともよろしくお願いします。

 

最後にみてね

やよちについて:詳細はプロフィール

  • 全国大会出場(選手/指導者として)
  • 元Vリーガの元でコーチ指導法を学ぶ
  • 日本一(クラブカップ)のチームでバレー修行
  • 3年間公式戦勝ち無しの弱小チーム➜3週間で初勝利に導く(高校女子チーム)
  • 元高校体育教員
  • 現在40代。スポーツメンタルコーチとしても活動中。

「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、

バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中!選

手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。

戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。

私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

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