こんにちは。やよちです。
今日はツイートした内容のお話をさせて頂きます。
私はいわゆる名門○〇○大学女子バレーボール主将でしたが、
バレーの指導はさっぱりでした。
何を考えていたかというと、
相手の攻撃を防ぐことばかり
考えてましたね。
学生時代は、よく頑張ったキャプテン時代やったかなと自負してます。
それから
これは野球出身の監督に、 バレーのこと分かってないなあ ってコケにされた話ですね。 コケにされながらも指導を盗んで、 バレー指導の考え方が180度変わりました、 という話です。 つまり、 バレーボールの本質を理解してなかった だから選手と監督の立場って違うので、 選手としてはそこそこ頑張ってやってたんやろうけど、 選手としての本質も学べてなかったし、 指導者としての本質っていうのも 分かってないまま指導していました。 自分の過去を戒める意味でも、 経験談を話していきたいと思います。 Table of Contents ぶっちゃけ、私は過信していたんです。 自分自身が長いことバレーボールをして実績も積んだ、 色んな人と一緒に経験して、 バレーボールを学んできたんだという過信の元、 指導に携わったんですけど、全くでしたね。 むしろ 辛い思いしてこそ勝てるんでしょう 床にぶつかってナンボでしょう みたいなところもあって、 そんな練習してましたけど、 初心者のチームで全く勝てませんでした。 だから選手も可哀想で、 面白くなかったんじゃないかなと感じています。 これは私の知ってるチームのお話です。 小学校時代に全国大会に出場した小学生が、 無名の中学校に上がったんです。 その中学校の監督が私の同級生なんですけど、 中3の時に全国大会に行ったんですね。 その監督は全然名の知れた監督じゃなかったんですけど、 全国大会に行ったことに周りはびっくりっていう感じでしたね。 少なくとも私はびっくりしました。 これは私が感じているところなんですけど、 選手の努力っていうのがもちろんあるんですけど、 監督の功績の1つとしてチームを潰さなかったこと っていうのが全国大会に導いたと思います。 これは往々にあります。 選手は良い素材がいるけど、 指導者がチームを潰してしまうんです。 これは修業時代に監督が言ってました。 監督は野球出身の監督で、 その方は都道府県でベスト4に10回入ったって おっしゃってました。 これをひたすら言ってましたね。 あーだこーだ言うんや。 見てみ、選手は誰と対戦してんねん。 選手の対戦相手は誰や? 監督になってるやろう! って言ってました。 確かにそうですね。 選手が対戦するべき相手は相手チームの選手なんですが、 監督が横からガミガミ言うと、 選手は相手の選手に集中できなくなっちゃうんですよね。 だからその試合っていうのは、 対相手チームではなく、 対先生っていう構造が出来上がっています。 こういうチームは先生の言ってることを やるために試合をするので、 対戦相手が相手チームじゃないから 勝てないっていうことが出てくるんですよね。 これを目線をちゃんと対戦相手にしてあげることで、 選手たちが集中するべき相手っていうものが 適正になって試合をしてくれるようになります。 つまり、これが指導者がチームを潰しているパターンということですね。 本来試合中って、先生や応援団に関係なく、 自分がやるべきことに集中するのが、 自分の力を出す最大の方法だと思うんですけど、 先取が集中させてもらえない状況を、 選手をサポートする側の人間が作り出しているんですね。 あってはならない状況なんですが、 実は気づかないうちに起きてしまっているということです。 ちなみに、ほかの動画でも言いましたけど、 ラリーを止めて選手に逐一指導してラリーを止めてしまう、 流れを止めてしまう指導をされている方は、 もしかしたら相手の監督に って思われているかもしれません。 バレーボールは流れのスポーツなので、 1回1回切られてしまうと流れをつかみながら ゲームするっていうのができなくなっちゃうんですよね。 いわゆる試合で言うとタイムアウトを 何回もとられる状態ですよね。 心当たりのある方は、 今すぐやめられた方がいいと思います! これは声を大にして言いたいと思います。 試合のための一番実践的な練習で、 っていう動きを見極めた方が良いのに、 そこを技術とか動きの注意で止めてしまうということは、 あまり理想的じゃないなというところです。 私自身、家がずっと騒がしくて 自分の部屋がなかったんですよね。 自分の部屋がないことで、 自分自身と向き合う時間がなくて、 これは結構マイナスだったなって感じてます。 一人暮らしをしてテレビを見ない時間に 何をしてたかというと、 自分自身と向き合う時間がやっとできたんですよね。 静かなところで、1人でポツンといるっていうことが。 だから、物事を考えさせる時に っていうのは理想的な環境ではないということですね。 集中できないですよね、ガミガミ言われたら。 娘は4歳なんですけど、あんまりガミガミ言うと、 ガミガミ言われてることに耳を傾けて、 って言われて って言わなあかんから、聞きますよね。 そしたら、自分で考える時間がなくなるので、 あなたはどうしたいの? って言っても考えられない。 何か考える時間を与えてやらないと 自分なりに答えを出してこないんですよね。 ×ガミガミ言う ○必要な事だけ伝えて、あとは自分で考える時間をつくってあげる これが、考えさせるための最低限の条件じゃないかな ということですね。 だから考えてほしければ、 っていうことが、 目的に合った促し方かなと考えています。 わたしが中学校の時、 都道府県で準優勝したんです。 もちろんトーナメントでラッキーな部分も 1か所あったんですけど、 あとはちゃんと勝ち上がって行けたんです。 スパイカーが2枚で決勝戦まで行くことができました。 これも先生の指導力・指導法なんだろうな っていうのを確信してて、 先生自身もそれは仰ってましたね。 っていうことを、頻繁に言ってました。 何であんな言ってたのかわからへんけど 言ってましたね(笑)。 戦力があって戦える力を持った選手が在籍している時点で、 ある程度戦績っていうのは保障されますよね。 サーブの威力とか、 レセプションの力とか、 スパイク力とか。 特に中高であれば、小学校、中学校の経験者が いればいるほど勝ちやすいですよね。 全くのズブの初心者チームに比べたら 勝つ機会というのは保障されているようなものです。 だからそこで勝ったことを 指導者として指導力があるっていうよりも、 戦力がない中で戦力のあるチームを倒す っていうことに目線を変えてみると、 もっと指導する場所がかわってくるのかな っていうふうに思っています。 戦力、いわゆる技術が劣っている 経験が未熟である選手を抱えて どう勝つか考えたときに、 時間的な問題とか、環境的な問題を考えると 技術じゃないんですよね。 そこをどう工夫して行くかっていうことが 指導者の力量かなっていうふうに思っています。 ぜひ戦力のない時に戦力のあるチームを倒す術を 工夫してやってみられてはどうかなって、 お節介ながら思います。 まずは これは例えば、 みたいな(笑)。 某野球の名監督みたいに、 バシッとスカッとパシッとみたいな。 そういう表現でやれちゃう人、 すごいですよね。 本当に感性があるというか、素質がある、 センスがあるって言われるところなんでしょうけども。 他には、 これは私ですね・・・ こういうパターンの方がいらっしゃると思うんです。 経験数が短くても中身の濃い人 実績がなくても理論的な人 だから なぜこういう風にしたら勝てる、 強くなれる、 先に25点取れるんだよっていうことを しっかり明確に伝えられる人が、 指導者として、戦力がなくても 勝ちあがれるチームを 作っていける人なんだろう ということを感じています。 ほぼほぼ確信的に考えています。 昔ですね、 って言われた時に、愕然としたという経験があります。 なんでそんなことを思ったかというと、 変わった瞬間てわかりますか? 感じてますか? っていうことを聞くと、 って言われたんです。 流れが変わる瞬間が分かるか分からないかは、 バレーボールやってて大事やろうなって私は思ってます。 20年やってきたことを自慢にするって、 どういうことをやろな? って言うのは思います。 愚痴みたいな感じになるんですけど思いました。 だから私が、 経験積んでやってきたから 指導もできるやろう! って思ってたところを、 って言われたあの時と一緒ですよね(笑)。 上にはたくさん上がいらっしゃるので、 自分がすごいと思いません。 すごいって思ってたわけじゃないけど、 できるだろうと思っていたことが 凄い馬鹿だなって思ってます。 今考えたら凄く恥ずかしいですよね。 そんな感じで、今日伝えたいことは、 勝てると思っていることは、 過信というものではないですか? っていうことですね。 とにかく過去の自分に って言いたいです。 つまり、 バレーボールの本質をとらえているかどうか。 その本質って何?っていうと、 っていうことです。 バレーボールの本質について書かれている方が たくさんいらっしゃいますけど、 これもいろんな議論ができるネタじゃないかなと思っています。 ネットで検索してみてください。 この動画を聞いてくださった方は、 戦力がなくても戦力のあるチームを倒すために、 技術以外で何が出来るかっていうところを模索したら、 もっと楽しいバレーが展開できると思います。 それが伝えられていると嬉しいです。 販売されてる本とか雑誌に 書いていないようなことだったり、 チームも指導者も初心者の場合、 何からしていけばいいのかって 分からないと思いますので、 その参考にしてもらえるような話が できたらと思って発信させていただいてます。 YouTubeも更新していますので、 聞き逃さないようにチャンネル登録も よろしくお願いします! ほかの動画もこんなことを喋ってますので、 興味のないサムネイル・タイトルだったとしても、 一度耳を傾けて最後まで聴いてもらって、 何か1つでも収穫があったと喜んでもらえたら、 私はとても嬉しいです。 やよちについて:詳細はプロフィールへ 「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、 バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中!選 手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。 戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。 私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。 それは過信というもの
指導力と戦績は必ずしもイコールではない
指導者がチームを潰している
思考停止の始まり
戦力はなくても勝ち上がるチーム
指導者の経験は年数や実績ではなく、その中身である
まとめ
やよちについて:詳細はプロフィールへ
「プレイヤーズセンタード」の理念を信念とし、
バレーボールの指導を言語化し効率的な指導を情報として発信中!選
手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。
戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。
私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。