バレーボールの自滅行為 プレー中に判断が遅れるということは???

こんにちは。やよっぺです。

最初にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

 

 

今日は

ゲーム中の判断ということで

選手の動きについて

お話をさせていただきます。

 

 

少し自己紹介をさせてください。

やよち
私は自身でバレーボールを経験していたのですが30歳頃から指導者として活動させていただきました。

 

その時に出会った

二人の指導者の良い影響を受けまして

 

その指導経験が終わった後

初心者チームにアウトプットしたところ

 

以前の私と違った方法で

選手に楽しいバレーボールを

実現体験してもらったなと

感じていますので

そちらのお話をさせていただいております。

 

 

バレーボールの指導者の方の応援団

ということでさせてもらっています。

 

特に聞いていただきたいのは

  • バレーボールの専門でない先生
  • バレーボールの勉強に熱心なんだけど

指導書では何か物足りないという方

 

そんな方々に向けて

指導書にはたぶん書いてないだろう

私の選手時代と指導者時代の経験を踏まえて

お話させていただけたらと思っています。

 

 

最後まで聞いていただいたら

何かひとつきっとためになることを

お伝えすることができると思います。

 

ぜひ最後まで聞いてください。

 

 

【プレー中の判断1】ミドルブロッカーの下がる位置

バレーボールは

ボールを触っていない時間がとても多いです。

 

ボールを触っていない間に

どういう動きをするかで

ボールのコントロールにすごく影響がある

スポーツでもあります

 

 

プレー中の判断の中で

代表的なことというと

 

チャンスボールが返ってくるときの

ポジション取りの速さ

 

 

一番肝となるのが

前衛のミドルブロッカーです

 

ミドルの下がる位置によって

後ろ3人の動きが変わってきたり

チームでの約束事を作っていかなくてはいけません。

 

 

  • ミドルがどこに下がるのか
  • どれだけ下がれるのか
  • どのタイミングで下がってくるのか

 

っていうのが大きく関わってきます。

 

 

もちろん

ウイングスパイカーも

コートの中にいなくてはいけないんですが

 

チャンスボールの判断は

やはり前衛ありきなので

 

やよち
前衛が

早いこと位置取りをしないと

バックの選手がチャンスボールの判断ができなくなります。

 

 

 

また

前衛がチャンスボールに参加するかしないか

で守備範囲も変わってきます。

 

 

  • チャンスボールが返ってくるという判断を早くする
  • 早く位置取りをする
  • そこからチャンスボールをとって攻撃に参加する

 

ここの形をしっかり作れることが

チャンスボールを無駄にしない

まずスタートラインになります。

 

 

【プレー中の判断2】ブロックにつくかつかないか

プレー中の判断2つ目は

 

相手のハイセットの時に

ミドルがブロックにつくか、つかないか

 

チームによって違うんですが

オポジットやセッターが判断をする

(向こうのウイングスパイカーがレフトにいる場合)

 

 

相手のハイセットが

レフトにいくだろうという時に

 

サイドのブロッカーが

ブロックをどうするかの判断をする

 

っていうのが

私の経験上多かったのですが

ブロックをつくかつかないかの判断によって

 

ブロックつかない人が

  • どこでレシーブを構えるのか
  • 何を狙って守備をするのか

っていうのが変わってきます。

 

 

ブロックの判断が遅れると

判断が遅いと分かったスパイカーは

 

判断の遅いところに

スパイクを打ち込んできます

 

ちょっと打ち込むと

ガタガタと崩れてくれたりするので

隙があることになるんですね。

 

 

やよち
隙を作らないために

ハイセットの時のブロックをどうするか

ということが一つの判断材料になってきます。

 

 

またハイセットのブロックの付き方も

お話しさせていただきますね。

 

 

【プレー中の判断3】トータルディフェンスをどうするか

プレー中の判断3つ目は

 

フェイントをされるかされないか

 

 

この判断も遅れると取れなくなりますので、

どこで判断するか。

何を見て、誰が、ということです。

 

 

 

またラリー中に上手なエースがいると

やはり苦戦するので

 

上手なエースに対する

トータルディフェンスをどうするかの判断

も必要になってきます

 

 

コートの中で

誰かを基準にシステムを組めるチームであれば

上手なエースをしとめることができるんですが

 

好き放題に打たせてしまうと

相手のエース1枚で

だいぶ苦しめられることになることは

経験済みだと思います。

 

 

やよち
ブロックをどこに飛ぶかで守備が変わってくるし

相手のエースをしとめられるかどうかも変わってきます。

 

 

 

またブロックの話も

もう私だいぶ悩みました

 

私の中で一つ答えがあるんですけど

その答えというのが

あんまり共感できる人がいなくて

まだちょっと確信を持てていないんです

 

 

以前にアナリストの方と

クラブハウスでお話することができて

ブロックのこと聞いたんです

 

そしたら

私の思っていたことが基本だ

ということでお話聞けたので

少し安心しているところです。

 

 

またブロックの話についても

後日お話させていただきたいと思っています。

 

 

【プレー中の判断4】レシーブの位置取り

プレー中の判断4つ目は

 

レシーブの位置取りです。

 

 

位置取りも判断になります。

 

 

やよち
相手セッターのツーがあるかないか

判断をしっかりしてから

レシーブの位置取りをしないと

ツーでやられます。

 

 

 

私は結構選手時代ツーをみるのが好きで

絶対あげれると思っていました。

 

コツはあるので

それさえしっかり選手が理解して

行動してくれたら

ツーの対応はできます。

 

 

アタッカー殺しとは・・・

逆に

ツーを武器にしたチーム作り

あんまりしないほうが良いと思います

 

 

ちょっと話ずれるんですけど

 

ツーでセッターが

頻繁にラリーを切っちゃうと

スパイカーの気持ちが萎えちゃうんですよね

 

 

アタッカー殺し

 

と私は呼んでいます

 

 

アタッカー殺しをなぜやるかというと

やっぱり決めれないスパイカーの

力不足なんです

 

 

でも

「打たせてくれないとわからないじゃないか!」

というスパイカーの思いもあるし

 

ツーを武器にする

セッターの気持ちもわからないでもないし

 

勝ちたいっていう思いもわからないでもないんですけど

 

 

あまり頻繁にツーでラリーを切って

点数を稼ぐことをしちゃうと

 

相手も強くなるほどツーに対応してくるので

あまりオススメではないということです。

 

 

でも

セッター以外のオポジットの選手が

ツーでスパイクを打ってこられたりすると

相手のリズムが狂うので

ひとつの作戦としてはいいと思います

 

 

実際の高等学校でも

ツーアタックを

 

ワンのチャンスが返ってきたらすぐトス

2つ目でもスパイク打たれる

 

というような作戦をとっているチームも

中にはありました

 

 

有効なことは有効なんですが

それもやっぱり慣れると

ハイセットの打ち込みということになっちゃうので

 

拾えるチームは拾えるし

限界があるんですよね

 

 

だからツーを武器にするのは

いろんなことと織り交ぜてやるのがいい方法

なんだろうなと思っています

 

 

【プレー中の判断】まとめ

ということで

ゲーム中の判断どうしていくか

という話です。

 

ゲーム中の判断を早めると良い理由
  • 相手の観察がよく出来て

ボールのコントロールがしやすくなる

  • 相手の打ってくるところが見えやすい

 

 

やはり

何事も観察して

相手がどういう動きをするのか

ということを

 

しっかり選手が

相手の体を見て判断していくことが大事だし

 

 

指導者も観察の重要性を

しっかりと毎日選手に声かけしていくこと

が大切だと思います。

 

 

  • セッターで読みのいい選手
  • 弾いたボールを上手にカバーしにいく選手

 

そういう選手は大概

 

  • レシーブワンを拾う選手やツーを繋ぐ選手の

体の向き・腕の角度

  • ボールのヒットの瞬間で次のボールの行方

 

というのを判断してます。

 

 

なので

この2点の観察が十分にできだしたら

無駄な動きがなくなって

ボールが落ちにくいチームになります

 

初心者チームでも十分に再現可能です

 

 

あと勘のいい選手は

あの人はいつもこのパターンでこっちに弾く

なんていうことも頭のデータにいれているので

カバーリングが上手ですね

 

上手な選手に声かけて話聞くと

「なるほど!」

「そういうところ見てるのか」

と指導者としても勉強できるので

 

 

  • できた理由を聞いて選手のアウトプットにつなげる
  • 皆の前で褒めて公表して共有する

 

っていうのも

ひとつ楽しくバレーができる要素になっていくのかな

と思っています。

 

最後まで聞いていただいた方へ特典☆

ということで

最後まで聞いていただいてありがとうございます。

 

 

今日の特典

【ハイセットでブロックつくかつかないか】

 

相手のハイセットで

ブロックがつくかつかないかの判断は

ハイセットを打つ選手の能力にもよるんですが

 

「これは拾えないぞ」

というスパイクを打ち込んでくる選手に対しては

 

ブロックは基本つきます

 

つくんですが

  • ハイセットがネットに近い
  • ネットから遠い
  • アタックラインよりうしろである
  • もう上向きにしか打てない状況

 

というときです

 

 

色々あるんですけども

絶対ついて欲しい状況もあります

 

絶対ブロックにつくべき状況
  • ネット際にトスが上がった時
  • 絶対に拾えないようなスパイクを打ち込めるエースの時

 

ボールを抑えにいく形でタイミングを合わして跳びます

 

ブロックなしでも良い状況
  • アンダーの構えで返す準備をスパイカーがしている時
  • アタックラインより後ろにトスがあがって

かぶって上向きに打つのがよくわかる

  • 打たれても拾えるスパイク

 

 

あとは

  • バックの選手がついてほしい
  • どこか打つかわかりにくいからコースだけ止めてほしい
  • 真ん中にちょろっと返してくるからブロック跳ばずに

自分のチームのレシーブに入ってほしい

 

などを

バックの選手に声をかけて判断していきます

 

 

なので

コートの中で選手同士が喋る

どうしたらいいかわからない場合は

自分ができることだけブロックに伝えてもらう

 

あとは

ブロックがこうするねっていうような形が

やりやすいんじゃないかなと思います

 

 

 

特に初心者の場合は

自分がどこまでできるのか

っていうのがわからないことが多いです

 

決まらない場合は

話し合いに指導者が間をとりもって

ダメだったらこうしてみる

っていう形で提案をしてあげたらいかと思います

 

 

経験をいくら積んでも

判断をしてこなかった人は

 

ブロックつくか、つかないか

どうして欲しいのか

という判断が難しいです

 

 

できるようになるまではこうしてみて

ダメだったらこうしよう

できたからこうしよう

 

っていう方法をとっていかないと

たぶん答えが定まっていかないと思います

 

 

トータルディフェンスにも繋がるんですけども

 

コートの中での話し合いというのは

 

レシーバー
ここまで取れるよ!

ここは取れないよ!

カバーしてほしいよ

 

ブロック
これはできるよ!

こっちはできないよ!

じゃあどうしようか?

 

という話にもっていくのがベターだと思っています

 

 

時には監督が

「こうしたほうがいい」

と言うのもありだと思います

 

でも

最終的には選手はやりやすいやり方

っていうのを持ってるはずだし

出てくると思うので

 

出てきた意見を優先させてあげるほうが

選手がやりやすいと思います。

 

 

 

ということで今日は

ゲーム中の判断

最後にブロックつくかつかないかの判断

どうしていくかの話をさせていただきました

 

youtube1日に1つずつあげられています

だいたい午前中にとって

午前中にあげれてると思うので

仕事終わりなんかに聞いていただけたらなと思っています

 

基本的こんな感じで

画面は真っ黒のままお喋りだけしていく形に

なっていくと思います

 

 

喋るのが遅いので2倍速とかにして

何回も繰り返し聞いてもらって

気づいたことがあればコメント欄に書いてください

 

 

 

勉強になった!

知識として増えた!

知らなかったことがあった!

 

なんて思ってもらったら

いいね!ボタン押してください

 

それは違う!などもあれば

これもまたバレー談義として面白いので

コメント欄に書いていただいて

私もそれで考えていい答えがでてきたらなと思います

 

 

今後ともよろしくお願いします。

それでは失礼します。

 

最後にみてね

やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。

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