こんにちは。やよちです。
まず始めに自己紹介をさせていただきます。
バレーの指導を学んできました。
このブログでは、
そんなコケにされながらもバレー指導してきた経験から学んだことや、
実践して良かったことなどを
自分の学生時代などの経験を踏まえて
お話しさせていただいております。
モットーは
指導書に書いていないような、私の勉強になった経験
をお話しすることです。
最後までご覧いただいたら、
何か一つ、良いことか分からないですけど(笑)
お話しさせていただけたらと思います。
ということで、今日は
私のコーチ時代を共にした野球出身の先生が
創部3年で全200校近くある都道府県のベスト32に入った
という話ですね。
Table of Contents
創部3年目 毎日同じ練習でも激戦区でベスト32
私が先生にコーチとしてヘッドハンティングしていただいたのが
創部3年目の時かな。
創部1年目2年目の時は
6人、7人でバレー部を築き上げてきていました。
先生は元々男子バレー部を教えていた時に
と言っていて実績はあったんです。
どんな感じのバレー部なのか分からないけれど
私はとにかく専任になりたかったので
行かせてください!!
って言いました。
でも、実際に行ってみたら
毎日同じ練習なんです。
毎日!!
ほぼほぼ変わらず。
時には先生が生徒にアドバイスしに行ったりはするんですけど
基本的には同じことの繰り返しでした。
選任になったのは女子チームということもあり、
まぁ不満も出るんですね。
でも試合では
勝っていくんですね。
当時1期生でチームに推薦で来てもらっていた選手は
- 169㎝の元マネージャー
- ちょっと実績のあるレシーバー
- ほとんど1回選負けで背が高い子
- 小学校バレーから経験のある小ちゃい子
とにかく作りたてのチームに呼ぶ感じの選手でした。
実績のある強いチームに入るには
まだ実力が及ばないような感じの選手たちです。
創部3年目の時には
実績はあまり無いけどそこそこの実力の選手も取り入れました。
そして都道府県大会では、
ほぼほぼ1年生使った状態で
激戦区でベスト32までいったんですね。
なかなか難しいことなんですが
毎日同じ練習でも、ほぼほぼ1年生使った状態でも、
ベスト32までいっちゃったところが
実際私が中学時代にしていた戦い方とほぼほぼ似ていました。
試合に勝つための戦い方
中学時代の経験
私が中学生だった頃の地区大会の出場校って
400校くらいあったんです。
その中で2位までいったんです!
全然自慢じゃないんですけど
私はコーチに
『やよっぺは打ち出の小槌』
「やよっぺが触ったボールは全部点数につながる」
みたいなことを言っていただいてて(笑)
中学時代、私は
- 小学校バレーの時にちょっとボール触ってた子
- 小学校の時にめちゃめちゃ怒られながらやってたセッターの子
とチーム組んでいました。
当時のコーチはJOCも見ていて
チーム作りは遅れていたんですが、
半年で
市町村の1回選負けチームが
大阪で2位になったんです。
私が中学時代に大阪で2位になった戦い方
私が選任になったチームがベスト32までいった戦い方
一緒だったんですね。
これは勝てる戦い方なんだ
ということが一つ分かったんです。
現チームでの経験
現チームの話に戻りますが、
野球部出身の先生はそのあと辞められて
新しいコーチが来てくれたんですけど
また違うバレーを学んだんですね。
新しい先生には子どももいて
- 子どもの心を掴む
- 信頼関係を作る
ということがとても上手でした。
元Vリーガーでの先生でした。
とても助けていただいたんです。
監督は私なんですけど、
試合の采配はコーチがするっていう(笑)
「先生〇〇!」
って言われたら
「はいっス!!」
みたいな感じで(笑)
違和感もあったんですけど
でもここで
「私が監督や!!」
ってやったところで
コーチの実績を全部無駄にしてしまうと思いました。
これは誰のための試合なん?と。
私の、監督のためじゃないよね。
生徒の、生徒が勝つために。
生徒のための試合だから
私が監督とかどうでもええんやと思って(笑)
結局試合の日もコーチに
「先生!メンバーチェンジ!」
とか言われたら
誰とすんのか分からないけどメンバーチェンジのサイン出すとか(笑)
やってましたね。
コーチが練習に来たら
「今日何やりますか?」って尋ねたりとか。
そんな話してたかなぁ。
コーチに球打ちの指示されながらやってました(笑)
でも結局それが自分の経験になったから
めちゃくちゃ良かったなって。
変なプライド出さないで良かったな
っていうのが本当に今でも思うことです。
その経験がなかったら
そのあとの自分はありませんでした。
中高一貫校での経験
そのあとの自分というのは、
私学にヘッドハンティングしてもらう前にいた
中高一貫校に赴任することになったんです。
それも校長先生に声をかけてもらって
「辞めたんやったら次また良かったらどう?バレー部も見て!」
って言われたことがきっかけでした。
私は学校から家が遠かったので
非常勤でしか無理なことは伝えていたのですが、
「いいよいいよ!」と言っていただいて。
そんな経過で、
学校で勤務している日だけではありましたが
バレー部を見ることになりました。
私学に行く前に監督をしていた時は、
初心者チーム同士の試合でもベテランの先生の指導力のすごさで
全然私なんか勝たせてもらえなくて。
初心者同士でもなんでこんなに勝てないんだろう
っていう謎ばっかりでした。
もっと練習せな!
もっとレシーブが!
もっとスパイクが!
とか考えてたけど、
戻って来た時には全くそんなこと思わなくて。
「ちょっとこの方法試してみようかなぁ」
と考えるようになっていました。
そんな感じでやると、
ベテランの先生が作ってる初心者のチームにも負けないし、
経験者エースを据えてる初心者の多いチーム負けなかったんです。
めっちゃ役に立ってるやん!って思って。
っていうのを核心したんです。
信頼関係を作るための大切な考え方
誰のためのクラブですか?
野球出身の監督には
バレーの戦い方じゃなくて
もっと色々学んだんですね。
「試合の日はベンチ座って見るんやろ!なにしてんや!」
なにしてんや!って(笑)
ずっと言ってましたね。
あとはね、
「言ってることバラバラやろ?」
って。
そんなことをずっと仰ってましたね。
だから私は監督の横にチーンって座って
ふむふむ・・・って
話を聞いてたんですけど。
まぁ言っていることはよく分かるんです。
私も高校生の時に
部長とコーチが言うこと違ってることがありました。
それがなんて言うか
「無駄な時間だなぁ」
と思いながらやってて。
コーチがいない時に部長が違うこと言うんですよね。
みんなはそれに合わせないといけないこと知ってるから
「その時だけ合わせんねん」
って先輩に言われるんです。
私も「はぁ」
って感じでした。
めっちゃ無駄やなぁって感じです。
なんのためにやってるか分からないんですよね。
誰の部活動なん?
誰のためのチームなん?
コーチじゃないよね?
選手だよね?
みたいな。
高校生の時はそんなところまで考えていなかったけれど
大人になって
やっぱり可笑しかったよねっていう。
「誰のためのクラブですか?」
っていうことがあります。
実際に私は言動も行動も変わりました。
もっともっと突き詰めていくと
選手のことを大事にすると同時に
指導者も自分のプライベートを大事にすれば
今まで以上に選手を大事にできるんです。
すると、
選手との信頼関係がこれまで以上に増すっていうことに
気が付いてもらえたら嬉しいなぁって思っています。
子育ての中で気づいたこと
子育てを始めて
娘にも、2歳・3歳っていう
悪魔な時代がありました。
それでも、ある考え方をしていたことで
信頼関係は増して
娘との関係は良かったんです。
自分を大切にするっていうことは
相手を傷つけないっていうことも含まれています。
結局、暴言吐いて
娘や選手に何か言ったところで
気持ちがいいわけじゃないんです。
スッキリするわけでもないし。
それよりも
- たくさん良いところを見つける
- たくさん褒める
別に言葉で罵ったりしなくても
十分に指導ができるんじゃないかな
っていうところに行き着いているわけです。
だからこそ
自分がまた指導に携われることがあったら
選手の良いところを見つけてたくさん褒めるような指導を
してみたいと思うんですね。
それから子供を産んで
色んなことに気がつきました。
今娘は4歳なんですが
4歳の子は自分を認めてほしいんですよね。
だから
「見て見て〜!」
とか言ってたりするんですけど
大人ももちろん
認めてほしいですよね。
だから多分その間の学生なんかは
もっと認めて欲しくて。
ということは
みんな自分のこと認めてほしいんですよね。
生きてる人たちってきっと。
認めてもらえたら嬉しいし
大事にされたら相手を大事にしよう
と思うので
良い関係が出来ていく
っていうことになるんです。
このブログで以前、
自分のあり方を考えたらチームビルディングが変わった
っていう投稿をしています。
結局それがこのことです。
だから
相手を認めることはとても大事なことなんだろうな
と思っています。
自分の子どもを大切にしてもらえたら
保護者はこれほど嬉しいことはないんで
多分トラブルっていうのも
罵ったりするよりも減ると思うんですね。
でも褒める時は盛大に。
試合で勝つためのノウハウ
分かってほしい時どうすんの?
「今日は調子悪いから外れといてね」
って。
メンバーチェンジする相手
控え選手がいない場合は
ポジションチェンジをするとか。
または
戦力に全くならないあの子しかいない
ってなっても
変えたらいいと思うんです。
というのも
だってその戦力にならない子も
練習頑張ってるんだから
入れるきっかけがあってもいいと思っていて。
むしろそうする方が
チェンジって言われた子はめっちゃ悔しいし、
入れた子のモチベーションもめっちゃ上がると思います。
あかんのは分かってるけど
変えることに意味があるんです。
入れてあげたまだまだ使えない選手は
何点も自分きっかけで失点をしてきたら
もう自分でもあかんのは分かっています。
だから入った子には
「また頑張ろうね」でいいし、
外された子は
「なんで外されたん・・・」って思うかもしれないけど
悔しいから頑張ると思うんです。
外されて不貞腐れたら
ちょっとどうしようかなってなるけど
その時は
「どうしたの?」
って事情を聞いたらいいですよね。
選手主体にすれば、選手の心に訴えかけることはできるから
言葉とかボールで追い込まなくてもチーム作りって十分にできる
って思ってます。
それがいわゆる
都道府県のトップから初心者レベルのチームまで通用するノウハウ
じゃないかなと私は思って発信してます。
ほぼほぼ確信を持っています。
だから勝てていないチームを観察する
勝てているチームを観察する
とそのノウハウが結構当てはまってたりするんです。
面白いなと思って。
そのノウハウを野球の先生が知っていたけれど
バレーをずっとやっていた私は知らなかったっていう(笑)
残念な。
そりゃバカにされてコケにされるなと思ったんですけど。
そういう意味でもとても勉強になった時代ですね。
まとめ
最後に。
先日インスタグラムで
金蘭会の中学校の投稿を見ました。
皆さん絶対見てほしいんですが
やっぱり日本一になるだけあって
佐藤先生はめちゃめちゃ勉強してるんだなっていうのが
すごく伝わってきました。
選手も
読書感想文を毎月提出とか
知識を取り入れることへの行動
っていうのをちゃんと起こしていました。
本を買う目的って
何か知識を得たい時ですよね。
本を買うっていうことは
その情報をお金で買うんですよね。
スポーツで言えば筋トレとか
ウォーミングアップとか
色々あるんですけど、
それもお金を払えば
レベルの高いものを吸収できるんですよね。
だからバレーボールの〇〇なノウハウというのは
本には書いてない
と私は思っています。
本やDVDで得られる知識には限界があって。
本当に勝ちたい人は本当に勝てる方法を言わない
ですからね。
言ったらマネされて負けちゃうから。
だから核心的なノウハウの本って
あんまり売ってないんですよね。
だからこそ、私が発信することは
信用してもらえるかどうかは別として
1回やってもらえたらなと思っています。
それがまた初心者というか
バレーボールの経験のない先生でも
十分に理解できることだと思っているので。
深い深いところはまた今後
テキスト化していければと思っています。
ということで
長くなりましたが
タイトルなんだったか忘れたんですけど(笑)
そういうノウハウというか、形は
あると思っています。
チームを観察した時に
「おお、おお。なるへそ!」
って思ってもらえることがあるんじゃないかなと思っています。
ということで
今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
まとめると
勝つためのノウハウはあると確信している
っていうことです。
他にもツイッターとか
インスタグラムも始めました。
フェイスブックもしています。
なかなか手が回っていないんですけど
YouTubeで喋っていないことも
載せていきたいので
良ければフォローの方
よろしくお願いします。
あと
「この野郎!」
「バカヤロウ!」
って思うことあったらコメント下さったらいいかと思います!(笑)
そんな感じかな。
では失礼します。
やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。
やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。元々は選手のやる気を削ぐ名人だった私が指導法をまるっきり変えたら、勝てない暗黒時代の続いた初心者チームをリーグ戦最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすいことを確信。私の得意分野は選手の意欲を掻き立てること。