こんにちは、やよちです。
バレーボールの練習試合で勝てない相手とするゲームは、とても苦痛で疲れますよね。
だからといって、強い相手との試合をしないわけにもいかないし、負けてばかりで打つ手もないし、明らかな力の差やチーム作りに差があるときってあります。
今回は、そういう時、その日の練習試合をより有意義にするための有益な情報を提供させていただこうと思います。
基本的には、指導者向けの内容ですが、ママさんバレーやクラブチームでも十分応用できる内容になっています。
その前に軽く自己紹介をさせていただきますね。
Table of Contents
練習試合で勝てないときはサーブで攻める練習をする
明らかな戦力の差があって、チーム作りの開始時期が違うなど、練習試合の時に全く勝てない相手というときは、サーブを強く打って試合で使えるかを選手自身に自覚してもらう必要があります。
その際の約束事です
- 点数を意識して打つこと
- 連続失点後のサーブミスはしてはいけないこと
- 前のローテーションでサーブミスをしていたかどうかの確認をすること
理由は、公式戦を意識すると絶対に外せないポイントになるからです。
欲をいえば、サーブはネットにかけないこともできればなおいいです。
練習試合で勝てないときは連続〇点以上失点しない練習をする
試合展開では、点数差が開くとメンタルへの影響が出てきます。
最高5点連続失点で納めることを意識してもらいましょう。
点数の流れをメモで記録すると非常にわかりやすくなります。
その際、サーバーのメモも忘れずに!
練習試合で勝てないときはメンバーを入れ替える
せっかくの練習試合ですので、参加した人ができる限り収穫のある時間にしてほしいですよね。
全く勝てない相手や、勝つ見込みの立たない相手の場合は、思い切って選手を入れ替えてみましょう。
メリット
- 非レギュラーがやる気を出す
- レギュラーが危機感を持つ
- 使えるかもしれない選手の発掘
- 非レギュラーの経験値を上げる
- 負けてばかりより精神的に疲れない
一番は、経験値を上げられることです。
選手の入れ替えで、レギュラー陣の危機感も持たせることにつながります。
ここで自主練などを始める選手が出てきたら手ごたえがあった時間になりますし、指導者として非常にワクワクすることになります。
練習試合に勝てないときは相手チームの特徴に対応する練習
試合では、いろんな攻撃や守備のタイプのチームと対戦することになります。
状況によっては、当日わかることも十分にあり得ます。
そこで目の前の相手との戦い方をマスター分析する時間にあてます。
例えば、
サーブの強いチーム
速攻中心のチーム
点数の取れるスパイカーが多いチーム
攻撃が多彩なチーム
レシーブの上手なチーム
と、書きだすととても多いのでこのくらいにしておきますが、タイプ別戦い方は一つ経験値として選手にもインプットしておく必要があります。
まとめ
バレーボールの練習試合で勝てないときにすること4選をお伝えしました。
- サーブで攻める練習をする
- 連続〇点以上失点しない練習をする
- メンバーを入れ替える
- 相手チームの特徴に対応する練習
疲れるだけの練習試合では非常にもったいないと私は思っています。
相手の練習でサンドバックにされているだけでは面白くないし悔しいので、こちらも何かを得て時間を過ごすようにしてみてください。
特に3については、選手の様子に少し変化が見えたら作戦大成功です。
あとは、課題を持ち帰って修正するだけです。
やよちについて:私はバレーボールの指導者としても選手としても全国大会経験の元中高保健体育科教員。詳細はプロフィールへ。勝てない暗黒時代の長く続いた初心者チームを最下位の集まるトーナメント戦で二年連続決勝進出へ。選手が練習を主導し私が戦術を練る役割分担をすること1年。戦術は初心者チームにマッチしやすく得意分野は選手の意欲を掻き立てるメンバーチェンジ。